7話 ページ8
怜奈「で、ナツメちゃん。そのストーリーの続きは？」
怜奈はナツメに話しを振る。
ナツメ「実は、トウマはいじめっ子にいじめられているということに気づいた怜奈ちゃんは、心配になってトウマと一緒に帰るの」
アキノリ「おー！怜奈優しいな！」
怜奈「いや、だからストーリーだよ」
トウマ「それ、さっき僕が言ったよ」
ナツメ「話しの途中なんですけど」
3人のコントのような会話にナツメは首を指す。
怜奈「あ、ごめんね」
怜奈が両手を合わせて謝ると、ナツメは話しの続きをした。
ナツメ「それで、２人で帰るんだけど、いじめっ子のアキノリがそれを気に入らなくて２人の仲を引き裂く！そしてトウマはボコボコに！」
怜奈「…そのストーリーって、ドラマの主人公の
過去の物語に似てない？」
ナツメ「あ、分かった？」
図星だったんだ。
怜奈はアハハと苦笑いをする。
ナツメ「まあ、とりあえずやってみよ？」
怜奈「…分かった」
２人はくっついた状態で尻餅をついて、演技の体制に入る。
トウマ「こんなんで本当に大丈夫？」
怜奈「そこはアキノリくんに委ねようよ！」
ね？と、怜奈は話しを振るとアキノリはやる気が出たようだ。
アキノリ「よーし！！乗ってきたぜ！」
怜奈達は、それぞれ配置に着き、ナツメは影に隠れて、演技開始の合図を出す。
ナツメ「アクション！！」
トウマ「や、やめてよ。ぼくは何もわ、わるくないよー」
怜奈「そ、そうだよ。わ、わたしの…た、大切な人を…これ以上いじめないでー」
アキノリ「ふーふふふ！お前たちを、いじめてやるぞ〜！痛いぞ〜！苦しいぞ〜！」
ナツメ「カーット！カット、カット！」
ナツメは演技中断の合図を出す。怜奈は何が悪かったのかさっぱりなようで、首をかしげている。
怜奈「え？私達、何かおかしかった？」
ナツメ「まず、アキノリ！いじめっ子が、いじめてやるぞとか言う？」
アキノリ「え〜？そうか？」
よっぽど自分の演技に自身があったらしい、
アキノリは首をかしげる。
ナツメ「怜奈ちゃんとトウマも、棒読みすぎだし！
感情込めてやらないと！」
怜奈「そう言われても……」
トウマ「…うん。こればっかりは無理だよ」
怜奈達が演技を再開しようとすると、
おばさん「ちょっと、そこの太っちょ！！」
振り返ると、買い物の帰りの途中らしきおばさんに話しかけられたのに気がつく。
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極・吹雪姫 - また更新して。面白くて、ずっと見ていられるわ。 (2019年4月21日 13時) (
レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - 頑張ってくださいね！よかったら、私の小説も読んでみてください！(*>∀<*)話から結構外れていますがよろしくお願いします。恋愛系の小説です (2018年7月7日 12時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - あっきー like u very muchさん» ありがとうございます^_^早く本編に追いつくように頑張ります！ (2018年7月7日 12時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - こんにちは！あっきー like u very muchといいます。よろしくお願いしますm(._.)m小説、おもしろかったです！頑張ってください(*>∀<*) (2018年7月7日 9時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいな | 作成日時：2018年6月17日 13時
