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6話 ページ7


私達は亡霊番長のことを調べるために、町を出歩いてみることにした。

その間に私は、ナツメちゃん達に妖怪ウォッチに
ついて聞いた。


怜奈「……じゃあそれを使えば妖怪が見えるだけじゃなくて、友達にもなれるんだ」


ナツメ「うん。怜奈ちゃんは、妖怪が見えるだけ?」


怜奈「…小さい頃、よく遊んでた」



トウマ「…え?ウォッチを使わずに?」


怜奈「うん。なんでか分かんないんだけど、1人で遊んでいると妖怪達が寄ってくるの。一番記憶に残ってるのは、人間の男の子みたいな感じの妖怪と遊んだことだよ」


アキノリ「それってどんな感じの?」


アキノリが怜奈に聞くと、怜奈は腕を組んで「うーん」と考え出す。



怜奈「…人間みたいな妖怪で、なんか『妖怪といる世界は楽しいか?』って聞いてきたんだよ。私はうんって答えたけど、いまいち覚えてないんだよね」



ナツメ「…不思議だね〜」



アキノリ「いや、案外妖怪に好かれやすい体質なんじゃないか?」


アキノリは怜奈をじっとみる。



怜奈「……そうかな?」


怜奈は首をかしげる。
私が妖怪に好かれやすい体質なのかは分からないけれど、あの時の友達は妖怪しかいなかったのは事実だ。

怜奈「まあ、この話しは置いておいて亡霊番長についてもう少し調べてみよ?」


そう言うと、ナツメと、トウマと、アキノリは
コクっとうなずき、周辺を歩き回った。



ナツメ「…何も出てこないね」


アキノリ「考えてもみたら、誰もいじめられてないし」

トウマ「確かに」


このままじゃ、解決の道はどんどん遠くなる一方だ。すると、ナツメが何か思いついたらしい。


ナツメ「はい、トウマと怜奈ちゃんはここで尻餅をついて」

ナツメは棒を持ちながら、地面を指差す。

怜奈「え?私も?」


怜奈とトウマは目を合わせる。


ナツメ「で、アキノリはこの棒で2人を滅多打ちに」


アキノリ「め、滅多打ち!!?」


ナツメ「フリよ、フリ」


怜奈は、なるほどという顔をした。アキノリもナツメの考えに気づいたらしく、声を上げる。


アキノリ「あー!そうか!いじめっ子のフリをするんだな」


ナツメ「ストーリーはこうよ!トウマと怜奈ちゃんは付き合って1カ月。2人はラブラブで手を繋いで帰る途中だった」


A「え!?私、トウマくんと付き合ってないよ!?」


トウマ「…いや、だからそういうストーリーだよ」

トウマの指摘に怜奈は「あっ!」と、つぶやいた。

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極・吹雪姫 - また更新して。面白くて、ずっと見ていられるわ。 (2019年4月21日 13時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - 頑張ってくださいね!よかったら、私の小説も読んでみてください!(*>∀<*)話から結構外れていますがよろしくお願いします。恋愛系の小説です (2018年7月7日 12時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - あっきー like u very muchさん» ありがとうございます^_^早く本編に追いつくように頑張ります! (2018年7月7日 12時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - こんにちは!あっきー like u very muchといいます。よろしくお願いしますm(._.)m小説、おもしろかったです!頑張ってください(*>∀<*) (2018年7月7日 9時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れいな | 作成日時:2018年6月17日 13時

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