5話 ページ6
*
私達が亡霊番長のことについて調べていると、
アキノリ「…誰だ!!」
アキノリが何かに気づいたらしく、ドアを開ける。
ケースケ「ぅわああ!!ヤベッ!!」
そこにはケースケがいて、慌てている様子だ。
怜奈「あ、すっかり忘れてた」
ケースケは逃げようとすると、ミッチーに捕まる。
怜奈「ナツメちゃんの弟だよね?」
そう言ってナツメに話しを振ると、コクっとうなずいた。
アキノリ「弟!!?」
アキノリは驚いているが、それ以上にケースケは
慌てているどころか、驚きを隠せない様子だ。
ケースケ「なななな…コイツら何!!?」
ナツメ「コイツらって…ケースケ、ウィスパー達が
見えてる!!?」
怜奈「…え!!?それは私も聞いてないよ!?」
ケースケ「聞かれてないし!!ていうか、そんなの知らないから!!」
ケースケは怜奈に向かってツッコミを入れる。
ケースケ「…それに、お前らなんなんだ!?」
ケースケの言葉にウィスパーは反応する。
ウィスパー「あなたの目は節穴ですか?どこからどう見ても妖怪でしょう」
ケースケ「妖怪!!?」
アキノリ「それはそうと、何で普通の人間に妖怪が見えるんだ?」
怜奈「あ、私も気になってた」
その瞬間、ナツメがケースケを見る。
ナツメ「あああ!?その腕の!私のウォッチじゃない!!」
怜奈「…ウォッチ?」
どうやら、そのウォッチを身につけているから
ケースケは妖怪が見えているらしい。
怜奈は妖怪ウォッチのことは聞かされていないらしく、何のことかと首をかしげる。
怜奈「……じゃあ、これはナツメちゃんの時計で、
ケースケくんが勝手につけたってわけだよね?」
ナツメ「何であんたがつけてんのよ!」
ケースケ「これは何かの通信機なんだろ!?そしてお前達は人を洗脳するカルト教団なんだ!さっきだって、この人を洗脳してただろ!!?」
そう言ってケースケは怜奈を指差すと、怜奈は苦笑いしながらケースケを見る。
アキノリ「こうなったら仕方ない!!
ずばり、君も怜奈に続いて妖怪探偵団に入らないか?」
ケースケは「え?」と、驚くが
すぐさま手につけていたウォッチを外す。
ケースケ「洗脳される〜!!!」
そう言ってケースケは走って逃げていった。
ナツメはケースケが捨てたウォッチを拾った。
怜奈「…ケースケくん、大丈夫かな?」
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極・吹雪姫 - また更新して。面白くて、ずっと見ていられるわ。 (2019年4月21日 13時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - 頑張ってくださいね!よかったら、私の小説も読んでみてください!(*>∀<*)話から結構外れていますがよろしくお願いします。恋愛系の小説です (2018年7月7日 12時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - あっきー like u very muchさん» ありがとうございます^_^早く本編に追いつくように頑張ります! (2018年7月7日 12時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - こんにちは!あっきー like u very muchといいます。よろしくお願いしますm(._.)m小説、おもしろかったです!頑張ってください(*>∀<*) (2018年7月7日 9時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れいな | 作成日時:2018年6月17日 13時