45話 ページ50
*
ナツメ「…なんかかわいそうだね」
怜奈「…寸胴丸だって、色々事情があるんだよ」
…本当は、店主さんのラーメンを作る姿を
ずっと見ていたかったはずなのに。
トウマ「でも、今の僕達にできることは………
そのとき、
誰かの足音が聞こえてきた。
私達は慌てて隠れる。
「オレに親父の味が引き継げるのかな…」
「…それは分からん。この世界は甘くないからな」
ナツメ「あれってこのお店の店主…」
トウマ「どうやら息子さんが後を継ぐみたいだね」
私達は静かに、2人の会話に耳を傾ける。
「この店を継ぐってんなら、コイツをお前に託さないとな」
「これは親父の……」
「ああ、コイツがいたからオレはラーメン屋をやってこられたんだ。
…なあ、これからは息子をよろしく頼むぜ」
店主さんは、そうやってにこっと微笑んだ。
寸胴丸「…ああ、任せてくれ。…相棒」
寸胴丸からアークが現れ、トウマの手に渡った。
こうして、もったいない男の怪奇案件は無事に解決したのだ。
*
学校
ナツメ「サキ、一緒に帰ろ?」
サキ「うん」
ナツメ「怜奈ちゃんも帰ろうよ」
怜奈「…あ、先に帰ってて。先生に課題、提出してから帰るから」
ナツメ「わかった。じゃあまたね!」
そう言ってナツメ達は帰っていく。
私は教卓にいる先生に課題を提出しに行く。
怜奈「先生、これ提出お願いします」
先生「転校してきたばかりなのに大変だな。気をつけて帰るんだぞ?」
怜奈「はい、失礼しま………
ザワッ
怜奈「…!?」
先生「……どうかしたか?」
先生は心配そうな顔をして、怜奈に話しかける。
怜奈「…い、いえ。なんでも…ないです。…さようなら」
私はペコリと頭を下げて、教室を出た。
…なんだったんだろ、さっきの感じ。
…学校の近くに妖怪でもいたのかな?
.
ハルヤ「……」
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極・吹雪姫 - また更新して。面白くて、ずっと見ていられるわ。 (2019年4月21日 13時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - 頑張ってくださいね!よかったら、私の小説も読んでみてください!(*>∀<*)話から結構外れていますがよろしくお願いします。恋愛系の小説です (2018年7月7日 12時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - あっきー like u very muchさん» ありがとうございます^_^早く本編に追いつくように頑張ります! (2018年7月7日 12時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - こんにちは!あっきー like u very muchといいます。よろしくお願いしますm(._.)m小説、おもしろかったです!頑張ってください(*>∀<*) (2018年7月7日 9時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れいな | 作成日時:2018年6月17日 13時