38話 ページ42
*
私はケースケくん達に詳しい事情を聞く。
どうやらレッドベッドの正体は、「ジュニア」つまりジータンという妖怪だったらしい。
ジータンは、見たものそっくりの風船に化ける力があって、それでバーニングドラゴンになっていたらしい。
私はジータンが、なぜブリザードウルフを欲しがっているのかは分からなかった。
怜奈「じゃあ、ジータンはブリザードウルフがどうしても欲しかったんだね」
怜奈の言葉にジータンは反応した。
ジータン「白い犬、寄越せ!」
トウマ「これか?…なぜこのカードじゃ…….
その瞬間、ジータンがブリザードウルフを奪い取り、どこかに行ってしまう。
トウマ「僕のブリザードウルフが!」
怜奈「すぐに追いかけないと、私のブリザードウルフが…!」
ケースケ「待てぇ!!オレのブリザードウルフ!」
ナツメ「…あれ私のなんだけど」
*
ジータンの後を追うと、駄菓子屋についた。そこには、駄菓子屋のおばあちゃんがいる。
ジータン「ばばあ、いる、ばばあ!」
アキノリ「ばばあ?」
ナツメ「あのおばあちゃんのこと?ばばあとかいっちゃダメよ」
ジータン「ばばあ、先、長くない…」
怜奈「…えっ!」
私達はジータンに詳しい事情を聞く。
あのおばあちゃんには、ポチという犬がいたらしいが、ポチはおばあちゃんを置いて他界してしまった。
ジータンはポチに化けておばあちゃんに元気になってもらおうとしたらしい。
けど、ポチの情報は白い犬ということ以外分からなかった。
そこでCMでみたブリザードウルフになれば、元気を
取り戻してくれると思ったらしい。
怜奈「じゃあ、ジータンはブリザードウルフになりたかったのにバーニングドラゴンになっちゃったんだね」
ジータン「ジータン、お手本、見つけた!ジータン、ポチ、なる!だぜ!」
そういってジータンはおばあちゃんのところに向かった。
ケースケ「あのさ、ポチって普通の白い犬のことだよね…?ブリザードウルフをお手本にして大丈夫なの?」
怜奈「…あ」
しかしジータンはおばあちゃんの目の前でブリザードウルフになってしまった。
ケースケ「やばい!」
ナツメ「まんまブリザードウルフ!」
ど、どうしよう。
するとおばあちゃんはジータンに近づく。
「おや、まぁ。ポチにそっくりじゃないかい。…でも、ばあちゃん。ポチみたいに白い子も好きだけど、…まぁるい小さな赤い子も好きなんだよ」
ジータン「…!」
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極・吹雪姫 - また更新して。面白くて、ずっと見ていられるわ。 (2019年4月21日 13時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - 頑張ってくださいね!よかったら、私の小説も読んでみてください!(*>∀<*)話から結構外れていますがよろしくお願いします。恋愛系の小説です (2018年7月7日 12時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - あっきー like u very muchさん» ありがとうございます^_^早く本編に追いつくように頑張ります! (2018年7月7日 12時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - こんにちは!あっきー like u very muchといいます。よろしくお願いしますm(._.)m小説、おもしろかったです!頑張ってください(*>∀<*) (2018年7月7日 9時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れいな | 作成日時:2018年6月17日 13時