20話「死者の乗る自転車」 ページ23
私達は今、アキノリくんの部屋に集まっている。
アキノリくんはまだ来ていないみたいだけど。
怜奈「あれ？トウマくん、何見てるの？」
怜奈はパソコンの画面を覗き込む。
トウマ「ああ、これ？買い物サイトだよ」
買い物サイトには、かっこいい自転車がたくさん掲載されていた。
ナツメ「次は私だからねー！」
怜奈「もう、２人とも。アキノリくんに怒られるよ…？」
ガララッ
アキノリ「おお！」
その瞬間、アキノリが入ってきた。
ナツメ「お邪魔してまーす！」
トウマ「やぁ」
怜奈「こんにちは」
3人の光景を見るやいなや、アキノリが笑みをこぼす。
アキノリ「３人とも、ちゃんとやる気にやってるじゃんかー！よし、今日もオレ達妖怪探偵団で、現代社会にひそむ怪奇案件をビシバシ片付けちゃおう！
新しい書き込みは〜………って！何見てんの！！？」
ナツメ「買い物サイトだけど」
トウマ「これちょっといいよね」
トウマは買い物サイトに映っている、自転車を見ながら言った。
アキノリ「おお！8段変速になって、フレームも軽くなった新しいモデル……って！ちがーう！！！」
アキノリの軽快なツッコミに、怜奈は少しビクッとする。
アキノリ「もー！それより怪奇案件！」
アキノリは「うすらぬら」のページを開く。
アキノリ「この前、気になる書き込みを見つけたんだ」
怜奈「……死者の乗る…自転車？」
書き込みによると、
学校帰りとかに道を歩いていると後ろから死者の乗る自転車が近づいてきて人を襲うらしい。
怜奈「……また人を襲うんだね」
アキノリ「霊的な何かか…あるいは妖怪の可能性も…」
？「へぇー！そうなんだー！」
聞き覚えのある声がして、怜奈達は振り返った。
怜奈「あ、ケースケくん。また来てくれたんだね」
どうやらさっきの話しを聞いていたらしく、ケースケは淡々と話す。
ケースケ「ま、どうせそんなの嘘か勘違いのどっちかかと思うけどー！」
まだ信じたくないんだね…。
ケースケの言葉に怜奈は苦笑いをする。
怜奈「ケースケくんも妖怪探偵団に入れば、少しは
怖がりな性格が直るんじゃないかな？」
ケースケ「え、いやいや！！オレ、超常現象とか信じない派だし！いないって信じてるから、怖がる必要なんてないし！」
ナツメ「じゃあ、それはどう？」
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極・吹雪姫 - また更新して。面白くて、ずっと見ていられるわ。 (2019年4月21日 13時) (
レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - 頑張ってくださいね！よかったら、私の小説も読んでみてください！(*>∀<*)話から結構外れていますがよろしくお願いします。恋愛系の小説です (2018年7月7日 12時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - あっきー like u very muchさん» ありがとうございます^_^早く本編に追いつくように頑張ります！ (2018年7月7日 12時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - こんにちは！あっきー like u very muchといいます。よろしくお願いしますm(._.)m小説、おもしろかったです！頑張ってください(*>∀<*) (2018年7月7日 9時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいな | 作成日時：2018年6月17日 13時
