12話 ページ13
「そうだな…。オレらの仲間になるなら、コイツを離してやってもいいぜ？」
怜奈「…何で私が！」
怜奈は抵抗しようとするが、ケースケが捕まっている以上、うかつに手を出せない。
怜奈「……分かりました」
「お前は話しのわかるやつだな。じゃあ、やれ」
そう言うと、周りの男達はケースケに殴りかかった。
怜奈「ケースケくんっ！」
ケースケ「…ッ！」
ケースケはボロボロになっていく、怜奈は両腕を押さえつけられ身動きがとれない。
怜奈「テメェ！！話しが違うじゃねぇか！！」
怜奈はほんのりした表情から、一変し鋭い目つきに変わる。
「あ？だから、お前は助けてやったんじゃねぇか。お前だって自分が助かりたいと思ったから仲間になるなんて言ったんだろ！？」
怜奈「違うっ！！私はケースケくんを助けたくて…！」
「本当は助けたいなんてこれっぽっちも思ってないんじゃねぇか！？それにお前一人で何ができるって言うんだよ！？」
違う…！
私はこれ以上、傷つけたくない…！
そう誓ったんだ…
何もできない状態で私はケースケくんがボロボロになっていくのを見つめることしか出来なかった。
「許してほしいかぁ？だったら大きな声でこう言うんだ。降参します、シバタさんの事は誰にも話さないので許してくださいってなぁ！！」
ケースケは思いっきり地面に倒れる。
怜奈「ケースケくんっ！！」
「さぁ、言え！！この弱虫毛虫がっ！」
ケースケ「……言うもんか」
「あ？」
ケースケ「…オレはな！お前らみたいな悪いやつに
降参はしないんだ！」
「んだと、ゴラァアア！！！」
ケースケ「オレは…オレは親友に誓ったんだぁ！！」
その瞬間、
ドクンッ
怜奈「……妖気の流れが変わる」
ケースケ「…え」
同時に、上から何かが降ってきた。
怜奈はその影を見ると、にこっと微笑んだ。
怜奈「…やっぱり、君の妖気だったんだね」
そこに現れたのは、
「学ランの大男……そうか、テメェが！！」
ケースケはシバタから解放される。
怜奈「…ケースケくん、少し離れてて」
怜奈は亡霊番長が戦いやすいように、ケースケを
誘導する。
亡霊番長のおかげでストリートギャングの仲間達は
一目散に逃げていく。
そこにぽつんと、リーダーであるシバタは
取り残される。
ケースケ「亡霊番長…？」
？『負けんな……ケーちゃん』
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極・吹雪姫 - また更新して。面白くて、ずっと見ていられるわ。 (2019年4月21日 13時) (
レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - 頑張ってくださいね！よかったら、私の小説も読んでみてください！(*>∀<*)話から結構外れていますがよろしくお願いします。恋愛系の小説です (2018年7月7日 12時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - あっきー like u very muchさん» ありがとうございます^_^早く本編に追いつくように頑張ります！ (2018年7月7日 12時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - こんにちは！あっきー like u very muchといいます。よろしくお願いしますm(._.)m小説、おもしろかったです！頑張ってください(*>∀<*) (2018年7月7日 9時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいな | 作成日時：2018年6月17日 13時
