36話 ページ40
*
怜奈「…!」
ナツメ「怜奈ちゃん、目が覚めたんだね!」
私、意識が戻ったんだ。
トウマ「…怜奈、良かった」
私がここに戻ってきたんだ。私がやれることは……
怜奈「…力を貸して」
トウマ「…え?」
その瞬間、妖怪ウォッチオーガが光る。
するとそのまま妖怪ウォッチオーガは、2つに分裂したのだ。
アキノリ「妖怪ウォッチオーガが、2つになった!?」
ナツメ「一体どういうこと!?」
そして妖怪ウォッチオーガのひとつは、トウマに。
もうひとつは、怜奈の手に渡る。
怜奈「…詳しくは後で説明するよ。次は、私がみんなに恩返しする番だから」
怜奈は立ち上がり、レッドベッドの方を向く。
あの幻魔が言っていた通り、あとは弱点を見抜くだけだ。
私は妖怪ウォッチオーガを身につけ、そのまま
掲げる。
怜奈「憑依!幻魔、義経!我に力を!」
[ 六時、義経 ]
「「「「!!?」」」」
怜奈の瞳は緑色に変わる。
そしてトウマと同じように、光に包まれる。
すると、怜奈に憑依した義経が姿を現した。
義経「義経、参上!」
ケースケ「あ、あれって何!!?」
アキノリ「あれは幻魔義経!冷静な判断力で、敵の弱点なんかを…見抜く力がある………んだけど」
ケースケ「そうじゃなくて!なんでトウマじゃなくて、怜奈が妖怪ウォッチ使ってんの!!?」
トウマ「…これは一体」
トウマもこの状況に唖然としている。
義経「すまないな。実は、この娘も我らが主人となったのだ」
「「「「 ぇええ!?」」」」
義経「話は後だ、まずは貴様を倒す」
そう言って義経は軽々とレッドベッドに飛び乗る。
レッドベッドの攻撃をいともたやすくかわしていく。
義経「見切った。貴様を倒す方法はただ一つ!」
義経は弱点を見切ったのか風船のバーニングドラゴンの背後に回る。
義経「覚悟ー!!」
義経はバーニングドラゴンの背後についている栓を笛で抜いた。
すると、バーニングドラゴンは音を立てながら
しぼんでいく。
そしてケースケの頭の上に着地した。
ケースケ「えっ、ちょっ!!何これ!!?ベトベトする!!?」
ケースケはあたふたと騒ぎ立てている。
トウマ「………」
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極・吹雪姫 - また更新して。面白くて、ずっと見ていられるわ。 (2019年4月21日 13時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - 頑張ってくださいね!よかったら、私の小説も読んでみてください!(*>∀<*)話から結構外れていますがよろしくお願いします。恋愛系の小説です (2018年7月7日 12時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - あっきー like u very muchさん» ありがとうございます^_^早く本編に追いつくように頑張ります! (2018年7月7日 12時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
あっきー like u very much(プロフ) - こんにちは!あっきー like u very muchといいます。よろしくお願いしますm(._.)m小説、おもしろかったです!頑張ってください(*>∀<*) (2018年7月7日 9時) (レス) id: 18b6bbad32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れいな | 作成日時:2018年6月17日 13時