回復薬【GR】 ページ1
しまった…
大事な彼とのデートの日に
熱を出してしまった
彼には謝罪の連絡を入れた
すると、彼はすぐに行くと
言ってくれた
しばらくしてチャイムが鳴った
重い体を動かし
玄関のドアを開けたが、
力が抜けてしまい
ドアを開けた瞬間
前に倒れこむようになった
だが、いつまで経っても
体に痛みが走ることはなかった
顔をあげると
彼の腕の中にいた
GR「大丈夫か…？」
『あ、あぁ…ごめん、グルさん』
GR「いや、俺は問題ないんだが…歩けるか？」
『あ、歩けるよ…』
GR「嘘つけ。無理なんだろう。今日くらい甘えろ。」
彼がそう言うと
体がふわりと浮いた
『ちょっ！グルさ！』
GR「歩けないんだろう？ならこうするしかないだろう。暴れるな。」
そういって笑みを浮かべると
ベッドの方まで運んでくれた
GR「いろいろ買ってきたが…まずは…冷えピタだな」
『えっ…』
GR「どうしたんだ？」
余裕な笑みを浮かべる彼。
『…私がそれ嫌いなの知ってるでしょ』
GR「知らなかったな〜」
GR「貼るぞ。ちょっと我慢してくれ」
『つめたっ……もう…だからこれ嫌。』
GR「ふふっ、これをすればちょっとは楽になる」
『う〜ん…分かってるけど〜』
GR「食欲はあるか？」
『ない』
GR「そうか。ならゆっくり眠ってろ。家事とかはしておｋ『グルさん、ここに居って』…えっ？」
し、しまった。つい思ったことを口にしてしまった
GR「あ、あまり可愛いことを言うなっ…ただでさえ我慢してんのに(ぼそっ)」
『えっ？』
GR「い、いやなんでもない。どこにもいかないからゆっくり寝ろ。」
『う、うん』
数時間後に目が覚めた
そして彼は帰ろうとしていた
ずっといてほしかったが彼は明日仕事が早いみたいなので
止めるわけにもいかなかった
GR「すまない、ずっと一緒に居てあげたいんだが…」
『…大丈夫』
GR「またつらくなったらいつでも言え。いつでも駆けつける」
GR「薬とかも買ってきて、机に置いてるから。あとで飲め」
『うん。』
GR「でも、お前にはああいう薬よりこっちの方がいいのかもな」
彼は私に近づいてきて
唇を合わせた
一瞬理解ができなかったが
しばらくして顔が熱くなるのが分かった
GR「ふっ、じゃあな」
彼は帰ってしまった
次の日、体調はすこぶる良くなった
私に必要だったのは
キスと言う甘い回復薬だったのかもしれない
回復薬 END
ラッキーメンバー【セリフ付】
SN「それ、可愛すぎるからやめてよ」
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ふうりん☆(プロフ) - きのこ(em推し)さん» リクエストありがとうございます！！頑張ってみます！ (2019年9月16日 7時) (
レス) id: 1df8132a49 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(em推し) - 天然 em ケンカ が見たいです。できればいろんな喧嘩ネタが見たいです。例えばzm、rbr、sypとか…応援してます。emさんのハピエン見たいです。 (2019年9月16日 0時) (レス) id: 4906f728aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふうりん☆ | 作成日時：2019年7月17日 0時
