応援 ページ15
『がんばれー！一虎ー！』
リレーのアンカーを務めるらしい。今のところ3位ーでバトンが一虎に手渡された。
『わぁお、速ぇな。』
ついそう言ってしまうほど速かった。でも1位との差は数センチになったがそのままゴール。2位だった。
「くそっAにいい所見せよーと思ったのに…」
『一虎ぁーめちゃくちゃかっけぇぞー！』
「…っ！それは反則。」
お弁当の時間になり6人で食べる。三ツ谷くんは妹ちゃんたちの面倒を見なくては行けないらしく来れない。
「この卵焼き美味い」
『お、圭介くんその卵焼き好き？』
「おう、美味すぎるっ！」
『どんどん食べなー！』
「ちょ、場地っ！その卵焼き俺が食おーとしてたのに！」
『はいはい、万次郎くんこっちにも同じのありますよー』
どちらにしても、喜んでくれてよかった。
「あ、やべぇ次借り物競争だわ。俺代表で出るんだよ。」
『そなの、皆！応援行くよー』
「ん、ちょっと待って！この唐揚げ食べる！んん…おけ！行こーぜー！」
一虎がよく見える場所で借り物競争が始まるのを待つ。ヒラヒラと笑顔で手を振ってくるのでこちらも笑顔で「がんばれ」と口パクで伝え手を振る。
よーーいバンッ
合図で5人が走り出した。50メートルくらい先にある机の上にある紙をめくり少し考えたような素振りを見せる一虎。バッとこちらを向き走ってくる。何かと思えば無言で横抱きにしゴールまで猛ダッシュ。
『ちょ、え…！？』
混乱しているとアナウンスが響く。
[1位でゴールしました、羽宮一虎くん！さぁ、そのお題は…！？︎︎��︎︎自分のモノ︎︎��︎︎です！]
校庭中からキャーやウォーなどの声が聞こえてくる。
「一虎やるな」
「ちぇっかっこつけやがってー」
「マイキーは文句言う立場じゃねぇだろ」
ゆっくりと降ろしてもらい、心配だったことを聞いた。
『え、私重くなかった？』
「ぜーんぜん重くなかった、逆に軽すぎ」
『え、私170cmだぞ？』
「いや、170なのに軽すぎってこと」
え、あ、ありがとうと少しぎこちないお礼を言ったあと、「ぷはっ顔真っ赤じゃんw」と笑われ、
『逆にこの状況で恥ずかしくならない方がおかしいっ！』
て…いうか。お題が︎︎��︎︎自分のモノ︎︎��︎︎って…。
『かっこつけすぎ！』
「え、俺かっこよくなかった？」
『いや、めちゃくちゃかっこよかった』
「だろ？ニヒッ」
こういうんだから憎めないんだよな。一虎は。
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あんず - 一虎あああああああああ (2021年11月6日 17時) (
レス) @page24 id: 4439453481 (このIDを非表示/違反報告)
いふふぁん(プロフ) - 一虎しか勝たんさん» どーぞお呼び下さいっ！一虎しか勝たんはマジで分かりますww (2021年10月19日 21時) (レス) id: 0846e920cc (このIDを非表示/違反報告)
一虎しか勝たん - んーいふふぁんさん神とお呼びしてもよろしいでしょうか？ (2021年10月19日 20時) (レス) @page24 id: acf5fa610c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いふふぁん | 作成日時：2021年10月11日 20時
