My neighbor

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授業が始まって早速壱馬くんが私に向けて
ノートに文字を書き出した




"で？"
"なに？"
"いやなに？"
"え？"




いつもより強めの蹴りが机の脚にはいった
…あ〜痛そう机の脚、




"なんかあったん？"
"いやなんでも"




そんなに睨まないで〜、
その睨みは女の子に向けるものじゃないよ〜




"りょうしんがどっちもいないの今日から"
"なんで？"
"母じっか、父しゅっちょー"
"おまえさみしがりやなのに"
"そーなんです、さみしーかえりたくないー"




すっごい面白そうにこっちを見てくる壱馬くん、
く〜何なんだ、なんでそんな表情までイケメンに見えるんだ！酷いことされてるのに！



壱馬マジック(只今命名しました)に魅了されていると
壱馬くんが文字を書いていた




"おれんちくる？"




はっ、と壱馬くんの方を見ると
それはまたかっこいい笑顔でこっちを見ていた
かっ…壱馬マジックだ…



恥ずかしくて顔を手で覆ったら
何しとんねんと肩をつつかれた



なんだこのキラキラ感…！無理！




"おれんちもちょーどだれもいない"




さらにはっ、となった




"とまれば？あしたどようやし"




いやいやそういう問題じゃないから川村壱馬さん！！



でも寂しさにはやっぱり勝てず
泊まらせてもらうことにした








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