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チャイムが鳴って一気にざわめき出す教室
さっきまで寝ていたお隣さんは
眠そうにぐぐっと伸びて欠伸をした
「お菓子、いる?」
「ん」
「これとこれとこれ…は私のオススメ、あとこれと」
「お前持ってきすぎ」
「だってお腹鳴っちゃうから…その代わり低カロリーです!」
「低カロリーのもの大量摂取したら同じことだろうが」
「あ〜うるっさいな〜あげないよ?」
「くれないなら俺が今日あげたいちごサンド返してもらうから」
「…ずるい、それはずるいよ壱馬くん、、」
「なんなんお前、」
お隣さんはおもしれぇって言いながら
萌え袖になってるセーターで
口元を隠して笑っていた
机に並べたお菓子を壱馬くんが選んでいたら
横から手が伸びてきた
「Aちゃん貰うね〜」
「え、?あ、うん!」
「おいそれおれの」
「そう言うんだったらすぐ貰えば良かったんだよざんね〜ん」
「…ったく、あいつ、」
美味しそうにクッキーを食べる北人くん
それを睨みつける壱馬くん
…温度差凄いな、
北人くんがクッキーを1枚食べ切る頃チャイムが鳴って
みんなぞろぞろと席に着く
「北人って食うの遅せぇよな、」
「確かに…でも消化にもいいから、いい事だよ」
そんな、は?って顔で覗き込まれましても、、
どう弁解したらいいか考えてたら先生のご登場、
助かりました…、大っ嫌いな数学だけど、
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フミ.(プロフ) - ちゃんゆずさん» コメント有難うございます!壱馬くん、何をしてもキラキラしてる気が…()とても嬉しいです!これからも引き続き宜しくお願いします! (2018年5月14日 18時) (レス) id: 3a3090a50d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんゆず - 壱馬くん、かっこよすぎですね!!この作品、すごく面白いです!!! (2018年5月14日 17時) (レス) id: a34715c16f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フミ. | 作成日時:2018年5月7日 2時