高校2年生の時 ページ9
2年生に進級して、孝支君とは違うクラスになった。
どっちも特進だけど、クラスが違うとたまにしか会わない。
そういえば、クラスの女の子が孝支君のことかっこいいって言ってたな。
やっぱり孝支君ってモテるんだ。
なんか遠い存在になっちゃったなあ。
「ねーねー!Aちゃん!」
『な、なんでしょうか』
この人、、、名前なんだっけ。
「俺、高橋かずま!」
『あ、はい』
高橋「数字の一に守るで一守ね!」
『えと、沢田Aです』
高橋「うん、知ってる!」
『え、なんで、ですか?』
高橋「だってAちゃん、有名だし!」
有名?どういうことだろう。
モブ1「あー!一守が女の子口説いてる!」
モブ2「ホントだ!って、沢田さんじゃん!」
モブ3「マジだ!近くで見るともっと可愛いな!」
この人たち誰、、、。なんで私の事知ってるの?
高橋「お前らうるせーよwAちゃん困ってんだろ〜」
みんな高橋君の知り合いなのかな?
というか、高橋君は私に何の用だろう。
高橋「あ、そうそう。俺さAちゃんに聞きたかったんだけど、」
菅原「おーいAー!」
『孝支君!』
高橋「孝支?、、、あー君が噂の菅原孝支君か!」
菅原「え?」
高橋「孝支君でもいいや。2人って付き合ってたりするの?」
付き合う!?何言ってるの!?
菅原「、、、付き合ってるよ。だから君も諦めた方がいいんじゃない?」
え、、、孝支君、、、?
諦めるって何を、かな。
高橋「あーそうなんだ。まあそうだよなー」
菅原「じゃあ俺らもう行くね」
そう言って私の手を引く孝支君。
『ちょっと待って、どこに?』
高橋「Aちゃんまた話そうね〜」
連れてこられたのは中庭。
『孝支、君?』
菅原「Aさ、自分がどんだけモテるか知ってる?」
『全くモテません』
孝支君は一瞬キョトンとして、だめだこりゃと嘆いてる。
菅原「学年で有名なんだよ、Aが可愛いって」
『、、、はい?』
菅原「俺のクラスの奴らもけっこうAのこと狙ってるし、」
そうなんだ、、、全然気が付きもしなかった。
菅原「もうちょっと自覚持ってね?」
『うん。わかった』
高校2年生の時、私のこと。
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楓(プロフ) - シャンプーさん» 嬉しいです!!ありがとうございます\(^o^)/ (2018年1月7日 18時) (レス) id: 8a91ebb267 (このIDを非表示/違反報告)
シャンプー - 小説面白かったです!お疲れ様でした(*^_^*) (2018年1月7日 18時) (携帯から) (レス) id: 170aaa5bac (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 研磨を愛で隊さん» うわあああ、ありがとうございます(*^^*)他にも間違いがあったらご指摘お願いします!!!!! (2017年12月31日 16時) (レス) id: 8a91ebb267 (このIDを非表示/違反報告)
研磨を愛で隊 - 新らしいって送り仮名まちがってますよー (2017年12月31日 16時) (レス) id: 1cea9b8c58 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 人間砲台さん» ありがとうございます!今かなり忙しく、遅くなるかもしれませんが頑張って更新します!よろしくお願いします! (2017年5月20日 11時) (レス) id: 8a91ebb267 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楓 | 作成日時:2017年3月25日 10時