お前のおかげ【影山飛雄】 (ページ23)

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22.スガさんみたいな笑顔になりたいページ23

菅原｢大丈夫！一本切ってくべー！！｣ﾆｯ

『菅原さーん！頑張ってくださーい！、、、おい！もっと声出せ飛雄！』

影山｢なんで俺にだけあたり強いんだよ！｣

日向｢影山よー、声出さないと何考えてっかわかんねーべよー｣

影山｢俺、声出してなかったか？｣

日向｢うん。少なくとも、今までのどの試合よりも｣

くそ。

日向に言われる程、余裕無くなってたのか俺は、、、。

『やっと気づいたか！』

おう。、、、ありがとな。

ﾋﾟﾋﾟｰｰｰｰｰｯ

『2セット目は菅原さんからか。まあ妥当だな。

おら飛雄！へこんでる暇ねえぞ！』

影山｢へこんでねえよ！｣

ほんと言葉使いわりいな。

誰に似たんだよ。

『あ、青城ブレイクか。リードされちゃったな』

.

.

自分がベンチに下げられるって事は、自分が用済みと言われた証拠だと思っていた。

“お前、もうベンチ下がれ”

実際、あん時はそうだったんだと思う。

俺と菅原さんのできることは違えけど、多分目的は同じだ。

出たい。

試合に出たい。

ボールに触りたい。

戦いたい。

そこに立たせてくれ。

『もう、大丈夫だね』