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11.当日 ページ12

〜Aside〜

ー受験日当日ー

『はぁ…今日だ。』



出来ることはやった。



でも不安。落ちたらどうしよう。そんなことばかり考えてしまう。



千「Aおはよぉ〜」



『千聖!おはよ!』



千聖と志望校は一緒。



2人で話してやっぱり高校も一緒がいい。



それが1番の志望理由ってのもどうかと思うけど。



千聖はそこそこ頭いいから受かると思う。



問題はうち。



千聖と同じ学校がいいな…。



千「大丈夫だよ。頑張ってきたんだから。」



泣きそう。ほんとに千聖が幼なじみでよかった。



『千聖。最終日家行っていい?』



千「よろこんで。お母さんに言っとくね」



『うん。ありがとう。そこで全部話す。』



千「Aのペースでいいからね。」



『うん。ありがとう。』



とりあえず、乗り越えよう。



千聖なら受け入れてくれる。大丈夫。



そう自分に言い聞かせて受験会場に向かった。

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作者名:ゆあらむ | 作成日時:2021年8月25日 6時

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