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玲於side
『忘れられるわけないじゃん』
あそこで私は法で裁かれない殺人をしたんだ。
赤ちゃんを殺した。
そうAは続けて言った
玲於「望んでないんだろ。そんなのお前のせいじゃない」
『それでも事実に変わりはないでしょ』
あの時きっとAは周りの人に話せなかったからそれを隠し通さなければならない
赤ちゃんの命を奪った罪悪感
知らない人に犯 された絶望感
色んなものを一気に背負うことになった。
つくづくあの時そばにいられなかったことが悔しかった
『あの時死のうとも思ったよ。翔太くんいなくなっちゃって生きる意味なかったもん』
そう、笑うA
玲於「でも俺はAが生きててくれてよかった。」
この気持ちに嘘はない。生きて再会できたことすごく嬉しかった。
『そんなのいくらでも言える。本心じゃなくてもね』
その時思った。
あぁ。この子はたった16年間の人生でどれだけ重いものを背負ったか。
そしてそれが重すぎて人を信じることも出来なくなってるんだ。
玲於「A！！いつ誰がそんなこと言った！！確かに口先だけならいくらでも言える。でも俺らが、お前を傷つけるようなことしたか！？俺は本気でお前のこと大事なんだよ！」
初めてAに怒鳴った。
Aはびっくりしてこっちを見ていた。
『ごめん。』
玲於「謝って欲しいんじゃない。わかって欲しい。世の中にはAのこと本気で愛してて守りたいって思ってくれてる人がいることを」
『うん』
少なくとも俺の周りの人間はAのこと受け入れて愛して守ってくれる。
それに気づいて心を開いてほしい。
玲於「怒鳴ってごめんな。」
『ううん。』
玲於「壱馬のとこ戻るか？」
『まだいると思うし玲於くん家いる』
玲於「そっか。俺仕事だから行ってくるな」
『うん。行ってらっしゃいがんばって』
そう笑って送り出してくれた。
お前が人を信じられるように俺は頑張るよ。
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美咲(プロフ) - 続き楽しみに待ってます。作詞凄い(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ (2022年10月12日 8時) (
レス) @page13 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆあらむ(プロフ) - 美咲さん» ありがとうございます！！気長にお待ちください( ᵕᴗᵕ ) (2022年10月3日 17時) (レス) id: 7eac3bd8d7 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 続き楽しみにしてます (2022年9月4日 13時) (レス) @page1 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆあらむ | 作成日時：2022年8月28日 12時
