不登校の子、暗殺始めた。二巻【暗殺教室】

不登校97日目 ページ47

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少し4人で話して赤羽が二人を追い払ったあと、
カップル限定品が運ばれてきた。

運ばれてきたものは一つ。
ビールジョッキ二個分くらいの大きさで苺、バナナ、チェリー、ブルーベリー、生クリーム、バニラ……と体重が一気に増えそうなものを二人でつついて食べるらしい。


「ん、うま」

『わたしオレンジ食べるー』


赤羽はあまりこういうもの食べないと思っていたから少し意外だったが、着々と減っていくのを見て二人で食べ終えれるなと確信した。

しかし冷たすぎて時代に頭にキーンと響き始める。


「……海外ってどこ行くの？」

『行き先が変わんなければフィンランド』


父親の仕事状況がどんな風なのか全く知らないからまだなんとも言えないけど。携帯画面ではフィンランドにいる様子だ。

わたしの知る限りでは二週間くらいはそこにいるはず


「へー……フィンランドか」

『……ねぇ夏休みとかってみんなで集まって訓練とかしないよね』

「んー何も聞いてないし無いんじゃない」


……バイトどうしようか、
七月は海外にいるし八月はイベントが入った。

店長に八月分を多くしてもらうか。

店長の優しさで七月はバイトを少なくしていたものも八月まで休みを増やしてもらうとなると話は変わってくる。今度バイトの時、頼み直さなければなってしまった。


冷えた限定品を口にしながら、考えがまとまった。


『……赤羽プリンのとこ一人で全部食べれる？』

「あー……別に良いけど、苦手なんだっけ」

『甘いのは好きなんだけどプリンはちょっと苦手』


カラメルがダメなんだろうな……
自分自身ハッキリしていないから目の前に出されて食べざるを得ない状況になれば食べるけど、食べるのを拒否できるのなら拒否しておきたい。


とやかく有りながらも無事限定品は食べ終わり、
私は海外に行く準備を始めていた。



『なにがいるっけ……旅行では無いんだし……』



一通り頼まれたものはキャリーケースに、
入れれたけど普通の飛行機じゃ行けないな……


というか、
まだ移動手段も決められてないよな………

でも親の仕事道具持っていかないといけないから普通の飛行機ってわけではないんだろうから、タコ用のナイフも銃も持っていけるな。



あのタコなら海外なんてすぐ行けるからなぁ……

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