1-42 天井と、純喫茶 ページ42
1-42 天井と純喫茶
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ぷはっと、隆二さんがやっと谷間から出てきた。
『窒息死、させますよ？』
｢そのちいちゃい胸では無理ですね〜｣
『今すぐ、パンツ脱がして大事な所をちょん斬りましょうか？太い血管通ってるから、死にますよ？』
｢……ごめんなさい。｣
『分かればよろしい。』
ゆっくりと、天井を向いて寝転び直した。
｢……Aさ、仕事は？してるよね？｣
『うん。今日はお休み。水商売は水に流れるのを嫌うの。だから水曜日はお休み。』
｢え？水商売？キャバクラ？クラブ？スナック？……デリヘル！？｣
『ぜんぶ違いまーす。夜の、喫茶店。』
｢……やっぱキャバクラかクラブ、スナックじゃん。｣
『違うの。夜から開店する喫茶店。純喫茶。』
｢ほんとに？｣
『うん。ほんとに』
｢どこ？｣
『なかめー』
｢え？｣
『あ、そちらさんの事務所の丁度、反対側？というか反対の筋？』
｢え？！｣
ばっと、飛び起きる隆二さん。
『もー、寒い。シーツ取らないでよ。エアコン効きすぎ。』
｢し、知らなかった、そんな近くに居たなんて。｣
『そりゃ、ねえ。開店が21時ですから。昼間はシャッター降りてるからわかんないと思う。』
｢人、くんの？｣
『うん、来るよー。常連さんばっかだけど。あ、そちらさんのシャッチョさんもたまにお見えになるよ。コーヒー2つテイクアウトしてくの。奥さんにだろうね〜嬉しそうに、大事そうに持って帰んの。幸せだろーな、奥さん。』
｢え？！HIROさんも？！｣
『そんな一々驚かなくても。中目黒に店出してんだからそんぐらいの交流あってもいいじゃん。』
｢お、臣は？来たことある？｣
『ないよー。来ないよー、来ても知らないフリ、するだけだし。』
『あ、その前に隠れちゃうかも。……こうやって。』
バサッと、頭までシーツを被る。
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みーやんちゃん(プロフ) - 初めまして、一気に読ませて頂きました。胸キュンですね、ちょっとひねくれ者臣ｸﾝに対して純粋な隆二との主人公との愛情どうなるのか楽しみです。 (2016年9月19日 0時) (
レス) id: d66197991c (このIDを非表示/違反報告)
Riiyu(プロフ) - 岩坂.今坂あゆさん» コメント、ありがとうございます(^^)頑張って更新していきます(^o^) (2016年9月18日 22時) (レス) id: 268618489a (このIDを非表示/違反報告)
岩坂.今坂あゆ(プロフ) - 更新頑張って下さい♪ (2016年9月18日 17時) (レス) id: 2e5c6ff1dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Riiyu
| 作成日時：2016年9月18日 8時
