1-34 感覚と、雑 ページ34
1-34 感覚と、雑
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走馬燈は10秒程度で通り過ぎた。
けれども感覚的には20分。
事細かに覚えてる。
あの時の広臣のパンツもカルバンクラインだった。
｢なぁ。｣
その声に、現実に戻れた。
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｢なぁって！｣
『……なんですか……』
下を向いたまま、おでこを隆二さんの胸につけてる。
｢臣の事、忘れる気、ある？｣
『……人の手借りなくても忘れれる』
｢あっそ、｣
掴んで雑に抱きしめた癖に、
あっさり離した。
｢２年も、胸ん中に閉まってて？｣
｢そんな簡単だったら、とっくに忘れてっからね｣
優しいのか、優しくないのか、
トゲがある言い方で、
その顔を見上げたら、
すごく、鋭い目で、私を見つめてた。
｢今さ、俺を臣だと思った？これが臣だったらって思った？｣
『ちがうっ、広臣は、私の心なんてどーでもいいんだから。』
｢……もうさ、全部ぶちまけたら？楽になんじゃない？｣
『……約束、したから。』
｢約束？どんな？｣
『�犢�臣以外の前では泣かない�瓩辰董�
｢残念、もう、さっきから涙止まってないから｣
ポンポン、っと、笑って優しく、頭に置いた手で、
広臣との約束の終結を告げた。
｢俺じゃ、ダメ？｣
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みーやんちゃん(プロフ) - 初めまして、一気に読ませて頂きました。胸キュンですね、ちょっとひねくれ者臣ｸﾝに対して純粋な隆二との主人公との愛情どうなるのか楽しみです。 (2016年9月19日 0時) (
レス) id: d66197991c (このIDを非表示/違反報告)
Riiyu(プロフ) - 岩坂.今坂あゆさん» コメント、ありがとうございます(^^)頑張って更新していきます(^o^) (2016年9月18日 22時) (レス) id: 268618489a (このIDを非表示/違反報告)
岩坂.今坂あゆ(プロフ) - 更新頑張って下さい♪ (2016年9月18日 17時) (レス) id: 2e5c6ff1dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Riiyu
| 作成日時：2016年9月18日 8時
