第六滑走 ページ7
ミ「いやぁぁぁあ゛あ゛ぁぁあ゛ぁあ゛！！！！」
ミナコ先生の絶叫がこだました。
脱がされた勇利の腹は少し前まで大会にでて、スケートをしていたと思えないほどぽっこりとしている。
たしかに、倒れて勇利の上に乗っかった時かなり、ぷよぷよとしていた。
『wow!!勇利すごい太ったね』
「ははっ！お母さんにそっくりばい！」
「利也さん！！笑いごとじゃないですよ！！フィギュアスケーターとして、あるまじき太り方ですよ！！！」
まぁ、確かにミナコせんせーが言ってることは正論だと思う。
「昔から、太りやすかったもんな〜。しょんなか〜！今夜はAちゃんが作ってくれたカツ丼食べんね！」
あ、そんなことこの状況で言ったらミナコせんせーに睨まれ、、、
ミ「・・・」
時すでに遅しでした。
━
勇利が温泉に入っている間、俺はミナコせんせーとスケートを見ていた。
まぁ、俺はあまり見たくないから、見ているふりだけど、、。
「はぁ、、やっぱり行きたかったな〜。勇利が出てくれたらな〜。選手のいるホテル教えてもらうのに。」
「教えませんよ、、。僕のことチケット取ってくれるプレイガイドって思ってるでしょ。」
「思ってないわよ〜！応援してるじゃなーい！」
勇利が言ってることはあながち間違ってない気がする。
けど、そんなこと言ったらたぶんまた、睨まれるだろうと思ってやめた。
《いや〜本田さん、前人未到の領域ですよね〜》
テレビでは相変わらずスケート(主にヴィクトル)のことが流れている。
『勇利、カツ丼食べ、、、、』
勇利にそう声をかけようとして、勇利をみれば、目を輝かせている勇利が目に飛び込んだ。
勇利がスケートをしているときとおんなじ顔。
「サッカーは？？サガントスが今、試合しよるとよ。」
「ん！！ちょっと！！こっちが先スケート見てたんだから〜！！」
ミナコせんせーの机に置いてあったリモコンをおじさんが取り、サッカーに変えようとする。
もちろん、それをミナコせんせーが許すはずもなく、争いが始まった。
「サガントス！？」
そこに厨房の扉をバッとあけて、勇利パパが入ってくる。
『ね〜勇利。ちょっと滑りにいこうよ。』
その光景をあきれ顔で見ていた勇利にそう声をかける。
「え？？うん。いいけど、、、。」
「じゃあ、決まり！！ほら、行こ！！」
俺は、準備をするために、勇利を引っ張って部屋へと向かった。
━
今日は、まだ更新するよ！！
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花宮ラエル(プロフ) - 更新頑張ってください楽しみに待ってます (2019年1月25日 10時) (
レス) id: b17e62f00e (このIDを非表示/違反報告)
単細胞 - おもしろいです!更新がんばって下さい!応援してます! (2017年1月4日 19時) (レス) id: fad380b809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓樹 | 作成日時：2016年12月13日 17時
