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第四滑走 ページ5

『そろそろ出ようかな、、っと。おじさんねまたねー。ゆっくりしてってよ。』

「はいはーい。ありがとうね〜。」


常連のおじさんと話し込んでいた俺は、勇利のためのカツ丼を作るために温泉をでる。
まぁ、のぼせそうだったっていうのもあるけど、、、。







「Aちゃんでたとね??お昼まだとやろ??おにぎり作ったけん、食べてな〜。」


温泉からあがって、広間にいけば、ひょこっと顔を出した勇利パパがおにぎりをくれた。


『良かったですよ。おにぎりありがとうございます!』


お礼を言って、テレビの見える場所でおにぎりを食べる。
今日のは、明太子と梅干しだ。



《〜〜世界フィギュアスケート選手権は今夜7時から〜〜》

テレビから聞こえる、世界フィギュアスケートの告知


そうか、今日は男子のショートだったよな、、。


『、、、ヴィクトル、、。』


ヴィクトルもでているこの試合。見たいけど見たくない。不思議な気持ち。
そうして、しばらくテレビを眺めていた、






『っぁ、、、そろそろ作ろうかな。』


何を考えるでもなく、ただぼーっと見ていたテレビを見るのをやめて、厨房へ向かう。





『おにぎりごちそうさまでしたー。』


「おそまつさまね〜!もう作らすと??」


『はい。いつ帰ってくるか分かんないし、ちょっと早めにと思って、、。』



勇利が帰ってきたら話したいこととか聞きたいことたくさんあるし、ちょっと早めに作っても損はないだろう。


「勇利、喜ぶやろね〜。自由に使ってよかからね〜。」



俺は、ありがとうございますと、お礼を言ってから、エプロンを着る。
シュッというひもを結ぶ音がなる。


『Помещенный клич!!!!(気合い入れるよ)』


豚カツを揚げるいい音が厨房に響く。



豚カツがこんがりと揚がったら、

玉ねぎを特性のタレで煮込み、そこに揚げたてのカツを入れる。

少し煮えたところで溶き卵を流し入れ、蓋をする。

1分ほどたったら、蓋を開ける。



『завершение!!(完成)』


かなり多めにつくったので、それなりに時間がかかった。
きっと勇利はたくさん食べるはず。


半熟の卵にからまるカツと玉ねぎ。
この組み合わせがたまらない。



あとは、勇利を待つだけ。




『早く帰ってきなよね。』









しまった、、、勇利くんがでない、、、嘘だろ。
次はもう、大丈夫!!

うん。でるよ!!

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革ベルト

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作品ジャンル:アニメ
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花宮ラエル(プロフ) - 更新頑張ってください楽しみに待ってます (2019年1月25日 10時) (レス) id: b17e62f00e (このIDを非表示/違反報告)
単細胞 - おもしろいです!更新がんばって下さい!応援してます! (2017年1月4日 19時) (レス) id: fad380b809 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楓樹 | 作成日時:2016年12月13日 17時

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