8日目【話】 ページ10
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グルッペンside
ココがカレン？と一緒にキャンプカーの中に乗った
女の子友達できて良かったな…
蓮「…アンタも噛まれたのか？」
ビクリと肩が震えた
連は俺の左腕を掴む…その手が痛い…
蓮「俺も噛まれたんだ…あいつ等に」
その言葉に反応してしまった
蓮は静かに着ていたTシャツを捲くる
くっきりと歯型が付いていた
蓮「カレンを守った結果だ…名誉ある怪我だな」
グル「…救助ヘリは…」
蓮「変な薬打たれて乗るの拒否られた…
ついでにカレンも妻もな…」
俺と同じ…でも、俺は皆…乗せられてった…
蓮「どうやら、あいつ等は避難場所に行ける
人間の数を制限してるらしい
あいつ等にならない薬を打って突き返す
そうだ」
グル「…何故、誰かから聞いたように話す」
蓮「…俺の親父が教えてくれた…親父は
避難のための救助隊にいる…そこで聞いた
らしい…」
じゃあ…あいつ等にならないのか…でも、
なら…
グル「なんで俺は…」
左手が変化した
大きな鋭い爪を持った手に…
グル「どうして…こんなに侵食されて…」
蓮「…もしかしたら、個人差があるかもしれない
それか…体だけがあいつ等になってるのか」
グル「…」
静かに手を元の人間の手に戻した
自分の意思で変化できるらしい
蓮「…この事はココちゃんには秘密に
しよう…あの子が受け入れられなか
「受け入れてくれる」
」
私は蓮の言葉を遮った
グル「ココなら受け入れてくれる」
これは確定事項だ
グル「ココは俺に言った
あいつ等になっても俺を見捨てたりしないって
それに、約束を果たさないと…ココの
両親を見つけるって」
蓮「…なるほどな…じゃあ
あの子が落ち着いたら話な…しかし、本当に
仲がいいな…そんな約束する位…
ココちゃんはお前を信用してるんだな」
蓮はニヤニヤと笑った
確かにココには信頼されてる…
と思う…
じゃなかったら他人に付いて来よう
なんて思わないだろ…
けど、あの子は…頼れる人間が…
俺しかいなかったから…付いてきたのか…
私が助けたから…彼女は俺にすがったのか…
なんにせよ…ココとの約束は
必ず守る…
蓮「俺等もカレン達の所に行くか…グル」
グル「！…そうやな」
蓮「…お前、もしかして関西出身」
グル「いや…その…」
蓮「方言出てた」
グル「気にせんといてや…はよいくで」
蓮「はいはいw」
方言使わないようにしてたが出てしまった
まぁ、いっか
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あやたか - ありがとうございます！ (2018年10月8日 11時) (
レス) id: b41f399045 (このIDを非表示/違反報告)
アイネスト - あやたかさん» ありがとうございます、一段落つきましたらアナザーストーリーも書きたいと思います (2018年10月6日 10時) (レス) id: ffa77adac7 (このIDを非表示/違反報告)
あやたか - 最後まで読ませていただきました！とっても面白かったです！また、アナザーストーリも作ってください！お疲れ様でした！ (2018年9月30日 13時) (レス) id: b41f399045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイネスト | 作成日時：2018年9月2日 19時
