5日目【服】 ページ7
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中に入ってその服に近づく…
黒いカッコいいお洋服、お父さんが着てる
スーツ？に似てるけどどこか違う服…
グル「これは軍服だな」
「ぐん…服？」
グル「えっと…兵隊さんが着るような服だ」
兵隊さんが…
「グルさん…着てみて下さい」
なんとなく、似合う気がした
グル「え！？」
突然驚かれた…初めて見る顔…
グル「いや、確かに着てみたいが…」
「ダメですか？」
グル「____分かった…ちょっと待ってろ」
その服を取るとカーテンの着いた箱に入った
ゴソゴソといってる…
グルッペンside
唐突に軍服を着て欲しいと頼まれた
いや…確かにドイツに似ているが…着てみたいが
…少し、恥ずかしい…
まぁ、誰もいないし…会ったとしても
服がボロボロになったからと言って誤魔化すか…
グル「…ハハ…」
鏡の自分を見てなんとなく笑ってしまった
ただの一般人が軍人になっていて
グル「…着替えたゾ」
カーテンを開けると、ココが体育座り
していた
「！とても似合います！」
ものすごく輝いた目をしている
グル「似合ってるのか？」
「はい！王子様みたいです！」
すごい褒められた…恥ずかしさと照れ臭さが
同時にくる
あと、この軍服異様に動きやすい
グル「…靴までな…」
なんとなくブーツまで履いてる…勿論ただの
黒いブーツだ
ヒールはない
グル「ま、これでいいか」
開き直ってこれでいいと思う
腕章はただの赤い布にした…負傷兵です
重症だ
グル「…早く食料探すか」
「そうですね…すいません」
グル「…ココは服見なくてもいいのか？」
「この服が気に入ってるので、あとグルさんの
貸してくださったコートがありますし」
…気に入ってるのか…
まぁ、無理に服を変えろとは言わない
グル「さて…地下行くか…」
___地下
ダンボールがそのままにされて…
あまりココには見せたくない光景が
あった…
内蔵が飛び出てる死体に
原型を留めてない死体…
まぁ、大量の死体だ
ココは何も言わず私にくっつく
グル「大丈夫、俺が守るから…だからあまり
見るな」
「はい…」
目を瞑り、俺の腕にしがみつく
空のダンボールにできる限り食料を詰める
外に確か鍵ごとあった車があったはず
それに入れて逃げよう
そう思い、ダンボールを近くの台車に乗せる
「動くな」
男の声と頭に銃口を向けられてる感じがした
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あやたか - ありがとうございます！ (2018年10月8日 11時) (
レス) id: b41f399045 (このIDを非表示/違反報告)
アイネスト - あやたかさん» ありがとうございます、一段落つきましたらアナザーストーリーも書きたいと思います (2018年10月6日 10時) (レス) id: ffa77adac7 (このIDを非表示/違反報告)
あやたか - 最後まで読ませていただきました！とっても面白かったです！また、アナザーストーリも作ってください！お疲れ様でした！ (2018年9月30日 13時) (レス) id: b41f399045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイネスト | 作成日時：2018年9月2日 19時
