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クラスメイトの間宮莉瑚は、
いつだって笑ってる女の子だった。
楽しそうに、嬉しそうに。
泣いてる姿なんて、誰にも見せてなかったのに。
ポロリポロリと涙をこぼす彼女は、ハッとする程綺麗で。
目を奪われた。
「ねぇ、実渕くん。聞いてくれる？」
「夢も叶えられず、恋も叶わなかった馬鹿な女の話。」
少し前に、京都市内で同窓会があったの。
学年全体で集まろうって。
卒業して、10年経つ節目の年だから。
私は、夢があったの。
脚本家になりたかったの。ずっと。
だから、専門学校に行って、たくさんのことを学んだ。
でもね、思い知ったんだ。
あの世界は、あんまりにも遠いって。
ほんの一握りの人しか輝けない。
才能なんてなくて、押し潰された。
負け犬なの。
こんな負け犬の言葉を聞いて欲しい。
同窓会って、昔のことを懐かしむ人が多いよね。
でも、私は昔のことなんて話したくなかった。
過去を懐かしんで、
あの頃は良かったね、なんて言いたくなかった。
私は、前だけを見て生きていたかった。
明日を見つめて生きていたかった。
私は、私だけは、こんな大人になる筈じゃなかった。
過去を振り返って、今を諦めたくなかった。
でもさ、多分私の心はボロボロになってた。
だから、過去に縋ったのかもしれない。
同窓会にあの頃好きだった人が、
夢を選んで、見ないふりしたあの人がいたなら、
今度は恋を諦めたくないと、思ったんだ。
「結果はね、惨敗だった。
馬鹿だよね、来るはずなんてないのに。」
高校の同窓会には、仕事の関係で行くことができなかった。
あの日、殆どの同級生が参加していたと聞いている。
ねぇ。
もしも、もしも自惚れじゃなかったら
それは私のことなんじゃないかしら。
そんなことを思いながら、目の前の彼女の綺麗な瞳を見つめる。
高校生の頃から変わらない、真っ直ぐと澄んだ瞳。
「ねぇ、もしよかったら。」
食事でも一緒にどうかしら？
妖艶な笑みを浮かべて、目の前の彼は綺麗に微笑んだ。
変わらないね、その笑顔。
「うん、喜んで。」
諦める必要なんてないのかな。
ねぇ、もう一度。
もう一度だけ、あなたに恋してもいい？
*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――
男前のレオ姉に、なりませんでした...。
せっかくリクエストして下さったのに、ごめんなさい( .. )
深く反省！でも後悔はしてない！
続く
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旋律(ばく) - うっでぃさん» そしたら送ってね笑ですね笑今は私のことを一途に思ってくれてるもんね笑笑信じてるよ！うっでぃ笑← (2018年1月5日 15時) (
レス) id: 11329ddbf5 (このIDを非表示/違反報告)
うっでぃ(プロフ) - 旋律(ばく)さん» 続きはご想像にお任せしますー...笑 考えたら、また続き書くよ 笑笑 オリジナルはご察しの通りです。過去の思いだけどね！！ (2017年12月16日 23時) (レス) id: f04ffde496 (このIDを非表示/違反報告)
旋律(ばく) - うっでぃさん» 続きが気になる笑笑ここからどーなるのって笑考えたらまた教えてね！笑オリジナルはあやつかな？？笑 (2017年12月16日 22時) (レス) id: 11329ddbf5 (このIDを非表示/違反報告)
うっでぃ(プロフ) - フランさん» リクエストありがとうございます！時間はかかると思いますが、精一杯書かせていただきますね!! (2017年12月14日 20時) (レス) id: f04ffde496 (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - 男前なレオ姉書いて下さい！ (2017年12月14日 0時) (レス) id: 0b24153201 (このIDを非表示/違反報告)
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