家族のカタチ (ページ3)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:1,131 hit

朝ページ3

蒼詩side

蒼「父さん、おはよ」

父「んん…ソウ？おはよ^^」

蒼「ご飯できてるからね」

父「ソウ、いつもありがとうね」

蒼「楓詩起きて？朝だよ」

「優詩、琥詩、起きて」

「空詩、大丈夫？起きようね^^」

僕は双葉家の長男、蒼詩。

僕の朝は父さんと弟達を起こすことから始まる、
…のではなく、父さんと学生組のお弁当、朝食を作ることから始まります。

ボクは高校3年生。家から歩いて10分のところにある、公立の若葉高等学校に通ってる。

一個下の楓詩、二個下の優詩も同じ高校に通っていて、三個下で中3の琥詩も同じ高校を目指して必死に勉強してる。

僕と8歳離れた末っ子の空詩は小学4年生。だけど体が弱くあまり学校には行けてない。

父さんは漫画家の仕事をしているので普段は空詩の面倒は父さんが見てるんだ。

…っと話逸れちゃったけど、朝はそんな5人を起こしてそれぞれの学校に登校させるまでがボクの仕事。

お母さんと約束したボクの仕事。