Undertale 〜勇気をくれた君と〜 Part1

18.賑やかな町 ページ19

〜Aside〜



Sansの上着を貸してもらってから少し歩くと、暖かい雰囲気の場所に出た。建物が幾つかあって、人(モンスター)もいる。


Papyrus「着いたぞA！ここがSnowdinだ！！」


こんな寒い中に町がある。しかも、そこそこ大きい。


Papyrus「ここが俺様と兄弟の家だ！」


Papyrusがそう言いながら指差した家を見てみる。大きな家があった。


Papyrus「後で入れてやるから、とりあえずはSnowdinの町を案内するぞ！！」


PapyrusはSnowdinに着いてからテンションが高い。Sans曰く、私に案内する事が楽しいんだと。

まあ、私も楽しいよ、この散歩。


Papyrus「…で、そしてここがクリスマスツリーだ。」


最後に案内されたのは、村の中央にあるクリスマスツリー。

かなり大きい。
……私からしてみれば。


……気に入ったな、この町。

Waterfallの静かなで落ち着く感じもいいけど、Snowdinの賑やかで明るい感じも好きだな…


そんな事を思っていると、Papyrusが一際大きな声で

Papyrus「じゃあ、俺様の家へ行こう！！」

と言って、彼の家へと猛ダッシュで走り去って行った。


Undyne「アイツ、いつも以上にテンションが高いな」

Sans「友達が増えたからな。そりゃそうだ。」

A「賑やかだね、Papyrus。」


そんな事を話しながら私達は彼の家に向かった。



Sansが家のドアを開ける。

Sansに続きUndyne、私も家に入る。


……へぇ〜、こんな家なんだ！

想像してたのと全然違う！！


1人で興奮する私。でも、ある事を思い出す。


A「あっ、Sans兄。

……その………上着、ありがとね。おかげで助かったよ。本当にありがとう。」

Sans「ん？あぁ。…大丈夫か？寒くなかったか？」

A「うん、大丈夫！」


Sansはそうか、良かったと言って、私が脱いだ上着を受け取り、そして着た。

やっぱ寒かったかな…？ごめん、Sans。


Sans「今回の事で、一つわかった事があるな？」

A「うん。

Hotlandは暑いから上着は着ない方がいいけど、Snowdinは寒いから上着は着た方がいい。

つまり、外出するなら上着を持ってこい、ってことでしょ？」

Sans「そういうこった」


Sansと話してると、PapyrusとUndyneの声が聞こえて来た。


Undyne「おいお前ら！！今から私とPapyrusがパスタを作ってやろう！」

Papyrus「俺様とUndyneの特製パスタだぞ、ニェッヘッヘ！！」


その声を聞いた途端、Sansの顔が引きつったのは気のせいだよね…？

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