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44話~no side~ ページ45

その時約束の時間になって周りを見たが特に誰か知ってるやつはいなそうだった。


赤井「迷ってるのか?」


安室「アメリカに来たことないならありえるが……誰なんだ。」


2人がそう話考え込んでいるとその背後から水色のノースリーブの膝丈のワンピースを着て頭に白のカチューシャを着けサングラスを付けた女性が近づいてきた。
女性は2人の方をトントンと叩くと振り返った2人はまた驚くが先程のことを思い出してはそんなわけないだろうと思いため息をついた。


安室「どうかしましたか?」


『赤井さんと安室さんですよね?』


赤井「お前が新一の言ってたやつか。」


安室「僕らに会いたいという用件を聞かせていただきたいです。」


『えーっと……好きな人に会いたいじゃダメですか?』


赤井&安室「えっ……。」


2人が驚いているとサングラスをゆっくりとはずして2人を見上げる女性をみて2人は目を見開いた。
長かった髪は肩より少し下あたりまで切られていたが紛れもなく自分達が愛している女性だった。


赤井「……記憶は……。」


『2人が……アメリカに発つ前に新一君に呼ばれててその時に大切な写真を見て思い出したんです。』


安室「でも……新一君はそんなこと。」


『新一君も2人が発ってから知りましたから……記憶を戻して慌てて2人の元に行った時にはもう……。』


赤井「そうか……。」


安室「なぜすぐに来なかったんですか?」


『少しやる事があって……それを片付けてから来ました。』


そういうと2人は納得したようだったがAは少し俯いてから意を決して2人の方を見ては今にも泣きそうな顔をしていた。


『ごめんなさい……許されることじゃないですけど……2人のこと忘れて傷つけてしまって……。』


赤井「っ……お前のせいじゃ。」


安室「そうです……仕方ないことです。」


『いえ!……私は2人のことを忘れてはいけなかったのに……でも……一つだけ言わせてください……2人の気持ちが今はもう私に無くても……私はお2人が大好きです。』


涙を流しながらも微笑んでそういう彼女はとても綺麗だった2人は微笑みながら頬に手を添えた。


赤井「お前のことは今でも愛してる。」


安室「あなたの事を簡単に諦められるわけがないじゃないですか。」


『……よかった……今でも好きでいてくれてありがとうございます。』


3人で久しぶりに笑い会えたこのひと時を楽しむことにした。

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An - いつも楽しく読ませていただいてます!番外編もぜひ読見たいのでパスワード教えて貰えると嬉しいです! (2023年3月28日 2時) (レス) @page49 id: 385854f66d (このIDを非表示/違反報告)
くろ - 素敵な作品でした!番外編もみたいのでパスワードお願いしますm(_ _)m (2022年6月28日 12時) (レス) @page49 id: f9d2266a9a (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 素敵な作品でした!もっと読みたいので番外編のパスワード教えて下さい! (2022年5月4日 22時) (レス) @page49 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - 番外編みたいので、パスワード教えてほしいです! (2022年4月6日 15時) (レス) @page49 id: 9896c6f794 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 素敵な作品ですね!番外編みたいのですがパスワード教えてください (2021年9月9日 15時) (レス) id: 3be6911036 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラブゴリ | 作成日時:2018年2月18日 0時

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