21話 ページ22
二人が私を挟んで言い合いをしているためため息しか出ない。
ご飯中もいがみ合ってるのだから困ったものだ。
今日は自由行動ということで私はコナン君と哀ちゃんと一緒にお話をしようということにしていた。
1つ話したいことがあるみたいだし。
今日は安室さんも赤井さんもそれぞれ誰かと行動してるみたいで部屋には誰もいないため私の部屋で話し合うことに。
『それで話って何かな?』
コナン「先生……僕と灰原のことどう思ってる?」
『えっ?……可愛いと思ってるよ。』
灰原「そういう事じゃないわ……だから……。」
『貴方達が本当は子供じゃないってこと?』
コナン&灰原「っ!」
『分かってたよ……初めて会ったあの日から……子供にしては頭良すぎるし何かと違和感はあったから。』
二人ともやっぱりかという感情と不安だという感情が入れ混じった感じの表情をしているため目線を合わせるように二人の前にしゃがんでは優しく頭を撫でた。
『貴方達が本当は江戸川コナン君じゃなくても灰原哀ちゃんじゃなくてもこれ以上追求はしない。二人には色々あるのはなんとなく分かってるから。』
コナン「Aさん……。」
『私からも質問いい?』
コナン「うん、いいよ。」
『コナン君……前に私と会ってる?』
コナン「えっ……なんで?」
『コナン君、私のことあまり先生って呼ばないから……もしかしてと思って。』
コナン「ううん!会ってないよ……先生って呼んだ方がいい?」
『ううん……今のままでいいよ。』
コナン君が少し悲しそうな顔をしてそういう為首を横に振ってはそう言ったら子供のように無邪気に嬉しそうな顔をして微笑んだ。
灰原「で、どうなの?あの二人とのことは。」
『安室さんと赤井さん?……これが恋なのかどうかが分からない。』
コナン「気にはなってるんだよね?」
『うん……たまに目で追っちゃうし。』
灰原「なんで確信がないの?」
『確信というか……何となく無理かなって。』
コナン「えっ……。」
『前に蘭ちゃんと園子ちゃんそれに……世良ちゃんから聞いたんだけどね……二人には昔好きな人がいたんだって……その二人の話を聞いたら私自身がないんだ。』
灰原「自信?」
『とっても素敵な人なんだって……私なんかよりずっと素敵な人だと思うんだ。』
コナン「だから好きにならないの?」
『うん……私弱いからさ……ごめんね。』
コナン君と哀ちゃんはすごく心配した顔をしていた。
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An - いつも楽しく読ませていただいてます!番外編もぜひ読見たいのでパスワード教えて貰えると嬉しいです! (2023年3月28日 2時) (レス) @page49 id: 385854f66d (このIDを非表示/違反報告)
くろ - 素敵な作品でした!番外編もみたいのでパスワードお願いしますm(_ _)m (2022年6月28日 12時) (レス) @page49 id: f9d2266a9a (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 素敵な作品でした!もっと読みたいので番外編のパスワード教えて下さい! (2022年5月4日 22時) (レス) @page49 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - 番外編みたいので、パスワード教えてほしいです! (2022年4月6日 15時) (レス) @page49 id: 9896c6f794 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 素敵な作品ですね!番外編みたいのですがパスワード教えてください (2021年9月9日 15時) (レス) id: 3be6911036 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラブゴリ | 作成日時:2018年2月18日 0時