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7話 ページ8

1人で暮らすアパートで両親と一緒に撮った写真を見ていた。
クヨクヨなんてしている場合じゃないのはよく分かっているがやっぱり寂しいものだ。
そんなことを考えていると携帯が鳴ってディスプレイを見ると江戸川コナンと書かれていた。


『もしもし、どうしたの?コナン君。』


コナン「あっAさん、今から時間ある?」


『うん、大丈夫だけど。』


コナン「じゃあ事務所の下にあるポアロっていう喫茶店に来てくれない?」


『わかった、今から向かうね。』


電話切れば支度をして指定された場所に向かうことに。
初めて会った時からコナン君は普通の小学生ではないようなそんな気がしてる。
事務所の前に着けばそのポアロという喫茶店の中に入る。



降谷「いらっしゃいませ。」


『こんちにわ…。』


コナン「あっAさん、こっち。」


色黒のカッコイイ店員さんは私を見て少し目を見開いた感じがした。
気のせいなのかもしれないけど。
それにしてもあの男の人どこかで見たような。


『それで、私を呼んだ理由って?』


コナン「ちょっとお話がしたくて。」


『お話?』


コナン「うん!この前も言ったけどAさんは1度は絶対会ってると思うんだ。」


「私もそう思うけど。」


この前コナン君に言われてから思い返してみたけどそれらしき人は思い浮かばなかった。
考え込んでいると私の前に紅茶が運ばれてきた。


降谷「きっとその記憶は開けてはいけないパンドラの箱なのかもしれませんね。」


『パンドラの箱……。』


降谷「申し遅れました……僕はここで働きながら毛利先生の弟子をさせていただいてる安室透といいます。」


『私は仁科Aです、よろしくお願いします。』


コナン「Aさんの依頼を安室さんも手伝ってくれるんだ。」


『そうなんですか?すいません。』


降谷「いえ、気にしないでください。」


紅茶を1口飲むとちょうど扉が開きそちらに視線を向けると眼鏡をかけて背の高い糸目な男性がいた。
その男性を見たとたん先程まで優しそうな顔をしていた安室さんがかなり不機嫌になった。


降谷「どうしてあなたがここに?」


沖矢「おや、来てはいけませんでしか?」


コナン「安室さん、僕が呼んだんだよ。」


降谷「……どうぞ。」


そう言ってその方の前からどいてはカウンターの方に戻った。
糸目な男性は私たちの方に歩いてきた。

8話→←6話~コナン視点~



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宿敵さん - とっても面白いです!!更新楽しみに待ってます!!! (2018年4月10日 21時) (レス) id: 65d2e31131 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラブゴリ | 作成日時:2018年3月25日 0時

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