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3話 ページ4

大きくなってしまってすぐに家に向かい荒らされて部屋の中を進み何か手がかりになるものがないかを探しつつ服は破れてしまったためお母さんの服を貸してもらうことに。
お父さんの書斎部屋に入って家族写真を拾っては悲しくて寂しい想いでいっぱいになった。
でもそんなことを言ってる場合でもないため探そうと思い写真立てから写真だけを取り出すと何かが落ちた。
拾ってみると鍵であることが分かった。
最初はなんの鍵かわからなかったが前にお父さんから言われたことを思い出してはそこに向かうことに。
そこは家から少し離れた洞窟。
その奥には頑丈な扉があった。


父「いいか、A。もしお前の身が危なくなったりなにか困った時はここに来るんだ。鍵は父さんが持ってるから。」


『うん、わかった。』


そう前にお父さんに言われた。
恐る恐る鍵穴に鍵を差し込み回すとガチャという音が洞窟中に響いた。
私は懐中電灯で照らしながら扉を開けて中に入った。
電気のスイッチを探して何とか見つけては押し明かりがついた部屋の中を見て私は目を見開いた。
そこにはたくさんの武器があった。
ライフルから刀など色々な武器。
中を見渡しながら見ていくと机の上に手紙が置いてあった。
開いてみるとお母さんの字で私宛に書かれた手紙だった。


Aへ


この手紙を見ているということはあなたが危険な目にあって私達が側にいないでしょう。
ここにはあなたの役に立つものが沢山ある。
好きに使いなさい。
金庫の中には通帳があります。
貴方のためのお金よ。
それで生きていくの。

嫌な目にあって私達が側にいなくてきっとあなたは世の中が嫌になってるでしょう。
死にたいと思ってるかもしれない。
でもね、世の中はそんな冷たくない。
温かい人達だって沢山いる。
頼れる人を探しなさい。
赤井秀一という人と降谷零という人をさがすといいわ。
2人は私達のことを知ってるからきっと助けてくれる。

私たちの大事なA。
どうかあなたがこれから幸せで悲しい涙を流すことがありませんように。





手紙を読み終えれば私は涙が止まらなかった。
声を出してただひたすら泣いた。
さっきまで我慢していたものが全て流れていくような気がした。
私は金庫から通帳とライフルと拳銃を持ってその場を立ち去った。

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宿敵さん - とっても面白いです!!更新楽しみに待ってます!!! (2018年4月10日 21時) (レス) id: 65d2e31131 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラブゴリ | 作成日時:2018年3月25日 0時

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