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25話 ページ27

ドアが開かれて見てみるとコナン君と沖矢昴の格好をした秀一さんが入ってきた。


梓「沖矢さんにコナン君、いらっしゃいませ。」


降谷「2人で来店は珍しいですね。」


コナン「昴さんの家でホームズの本見てたんだ。」


赤井「Aさんもいらしてたんですね?」


『こんばんわ、沖矢さんコナン君。』


コナン「こんばんわ!その人は?」


夢「高崎夢です!あなたは?」


赤井「どうも、沖矢昴と申します。」


完璧に高崎さん秀一さんにも惚れてしまったみたい。
コナン君達は私達の隣の席に座ることに。
高崎さんが私に顔を近づけてきて


夢「私…昴さんも狙おうかな。」


『…いいと思いますよ。』


夢「応援しててね。」


そう言っては秀一さんと零さんを交互に盗み見ていた。
また胸がちくりと痛んだか気にしないようにした。


降谷「どうぞ、サンドイッチとコーヒーです。」


『ありがとうございます。』


夢「ありがとうございます!安室さんと沖矢さんって好きな人とかいるんですか?」


降谷「好きな人ですか…えぇいますよ。」


赤井「私も一応。」


夢「へぇ…その人ってどんな人なんですか?」


降谷「優しくて可愛い人で」


沖矢「少し危なっかしいところもありますが芯があって強いひとです。」


夢(それって…私の事!やっぱり、そうなんだ…ふふっ。)


夢「そうなんですね、告白しないんですか?」


降谷「そうですね…」


沖矢「断られるのが怖くてできないんです。」


夢「2人から告白されたら誰だってOKしますよ。」


降谷「ありがとうございます…でも彼女はそんな簡単な人ではないので。」


そう言ってチラッと私の方を向かれた気がしたがそんなことは無いだろうと思いコーヒーを飲んでいく。


夢(もしかして…私じゃなくてこの女が好きなの?!…許さない、私のモノにしてみせる。)



高崎さんも食べ終われば帰ろうと思い立ち上がれば高崎さんが少し体調悪そうにしていた。


『どうかしましたか?』


夢「なんか急に体がだるくて立ち上がれないの。」


『えっ…大丈夫ですか?』


夢「ちょっとヤバいかも…どうやって帰ろう。」


沖矢「それなら私が送りましょう…車で来てるので。」


夢「すいません。」


沖矢「Aさんもどうですか?」


『えっ…あっ大丈夫です。』


そう聞かれた時高崎さんが睨んできたのを見て仮病だとすぐに分かった。
邪魔をするなというのが伝わってきたため私は一人で帰ることにした。

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宿敵さん - とっても面白いです!!更新楽しみに待ってます!!! (2018年4月10日 21時) (レス) id: 65d2e31131 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラブゴリ | 作成日時:2018年3月25日 0時

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