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24話 ページ26

梓「いらっしゃいませ!……あっAちゃん。」


『梓さん、こんばんわ。』


夢「あら、来たことあったの?」


『えぇ…梓さんと話すの楽しくて。』


梓「いつも来てくれる常連客なんです。」


夢「へぇ……今日は店員はあなただけなの?」


梓「えっ…今買い出しに行ってる人がいますけどそのうち帰ってきますよ?」


夢「男の人?」


梓「あっはい。」


梓さんから店員が男性ということを聞いてはかなりご機嫌になって奥のテーブル席に向かった。
なるほどな。
サンドイッチが目当てではなくてイケメンと言われてる零さん目当てか。
少しすると扉が開いてそちらに視線を向けると零さんが帰ってきた。


梓「あっ、安室さんおかえりなさい。」


降谷「はい、買い出しに頼まれたもの冷蔵庫入れておきますね……あっAさん、来ていたんですね。」


『はい、お邪魔してます。』


降谷「すぐに注文聞きに行きますね。」


そう言ってカウンターの奥にある冷蔵庫に向かっていった。
零さんが笑って挨拶をしてきたため私も微笑んだのだが前の席にいる高崎さんの目線が怖くて仕方ない。



夢「なに?あんた知り合いだったの?」


『お店に来てれば会いもしますから。』


夢「その割には仲良かったわね。」


『安室さんは誰にでもあんな風ですよ。』


夢「まぁいいわ。」


なんとめんどくさいんだ。
零さんの連絡先とか知ってるなんて言ったら明日から徹底的な仕打ちがきそうだ。
黙っておこう。


降谷「お待たせしました…今日はお連れ様がいるんですね?」


『はい、会社の先輩です。』


夢「はじめまして!高崎夢です。」


安室「はじめまして、安室透です。」


夢「安室さんカッコイイですね。」


安室「そんなことないですよ、ご注文は?」


夢「うーん……安室さん特製のサンドイッチがいいです。」


『私はコーヒーだけで大丈夫です。』


安室「いいんですか?ちゃんと食べないといけませんよ?ただでさえ細いんですから。」


『大丈夫ですよ。』


安室「では少々お待ちください。」


そう言って安室さんは歩いていった。
また視線がかなり怖い。


夢「もしかして…安室さんを狙ってる?」


『そんなわけないじゃないですか。』


夢「本当に?」


『はい、別に安室さんとはお客と店員という関係ですから。』


夢「なら私が狙っても構わないわよね?」


『…はい、どうぞ。』


少し心がチクリとしたと思ったがそんな感じはなかったと思いながら微笑んだ。

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宿敵さん - とっても面白いです!!更新楽しみに待ってます!!! (2018年4月10日 21時) (レス) id: 65d2e31131 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラブゴリ | 作成日時:2018年3月25日 0時

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