22話 ページ23
意識が回復してうっすらと目が開くとあたりは少し明るくなっていて朝日が差し込んでいるのが見えた。
腹部に痛みを感じながらも周りを見渡していた。
足元に重みを感じては起き上がって見てみるとコナン君が眠っていた。
その様子を見ては起こさないように私の方に連れてきては布団の中に入れて上げることにした。
少ししてコナン君が目を覚まして私を見ては目を見開いて驚いていた。
コナン「Aさん!大丈夫?」
『うん、まだ少し痛むけど大丈夫。』
コナン「よかった。」
『あれからどれくらい寝てた?』
コナン「2日ぐらいだよ。」
『寝過ぎちゃったね。』
コナン「……Aさん、ごめんね……僕のせいで。」
コナン君はしたを俯いてはとても申し訳なさそうにそう言うため少し驚くもすぐに事件の真実を聞いて今のコナン君の態度が納得できた。
私はコナン君の頭を優しく撫で
『コナン君は責任を感じることは無い……むしろよかった……コナン君がターゲットで。』
コナン「え?」
『……大切なお友達のためにこうして命をはれたこと私は嬉しいんだ。』
コナン「Aさん……ありがとう。」
表情が少し柔らかくなったのを見てよかったと思い安堵した。
少しして安室さんと赤井さんがお見舞いに来てくれた。
2人とも心配したといって優しく微笑んでくれた。
すると安室さんの携帯に電話が鳴った。
安室「はい、どうしました?」
ベルモット「あなた……この前あったデパート傷害事件にいたわよね……彼と。」
安室「えぇ、なぜ知ってるんですか?」
ベルモット「テレビで見たのよ……それで刺された女……もしかして小鳥遊家の人じゃないわよね。」
安室「っ……いえ、知りませんが……たまたま通りかかっただけなので。」
ベルモット「そう……ならいいわ……小鳥遊家の人に会ったら連絡ちょうだい。」
少しして安室さんは溜息をつきながら電話を切った。
そして深刻そうな顔をして私を見た。
『どうかしました?』
安室「ベルモットから連絡がきて……あなたのことを聞かれました……A。」
『えっ?』
安室「A……狙われてるかもしれない。」
その言葉を聞いて赤井さんもコナン君も眉間に皺を寄せて険しい表情をした。
とりあえずコナン君には私の本名と薬で大きくなったことを教えたらとても驚いていた。
それでも理解をしてくれてそれから安室さんからさっきの電話のことを聞き全員考え込んでしまった。
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宿敵さん - とっても面白いです!!更新楽しみに待ってます!!! (2018年4月10日 21時) (レス) id: 65d2e31131 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラブゴリ | 作成日時:2018年3月25日 0時