十八話 ページ16
「教祖様〜!!」
と叫ぶこの女性は鬼の可能性が大の教祖様のお気に入りなのだろうか
「散歩の途中で、助けてくれた方がいるんです!」
お礼がしたくてともじもじしている女性はとても可愛らしが
「やぁやぁ、俺の信者に優しくしてくれた子は君かい?」
首を傾げあざとらしくこちらを伺っている教祖様
基
鬼
「少し、君と話がしたいなぁ。二人きりにさせてくれるかい?」
はい!と元気そうにさっきの少女はパタパタとどこかへ行ってしまった
「何の用だ」
こいつは確実に十二鬼月だ
気配が、雰囲気が、殺気が、他とは比にならない
久々に腕がなるねェ
「それはこっちのセリフだよ〜」
夏だからかな扇パタパタしてる
「教祖様は何人喰いましたか」
「ん〜、君は何回食事をしたかなんて、一々数えるのかい?」
ド正論すぎない??????
「そんな眉間に皺を寄せて、悩みがあるなら聞くぜ?」
「生憎、教祖様に言う程の悩みは無いです」
だって、杏寿郎が焼き芋したいからってうちに勝手に種植えたり
実弥が風の呼吸を教えてやるって屋根全壊したり
そんな鬼殺隊、ましてや柱の恥を鬼に言えると思う?
言えねーよ!!!!!!!!!!!
「教祖様が生きてたら教えてあげます」
「君、名前なんていうの?」
俺は童磨!なんて好青年感が溢れてるがこいつ五百歳ぐらいでしょ、なんなの
「鬼殺隊 鳴柱 水無月A」
「鳴柱かぁ!どの呼吸よりも速いって聞いた事があるぜ?唆るねぇ、それに水無月ねえ。」
「?」
気にしないで、と教祖様、否、童磨
顔がいいな顔が
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作者名:フウカ | 作成日時:2020年8月13日 17時