一日一善【鬼滅の刃】 (ページ11)

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十三話ページ11

玄弥にかまぼこ兄弟の居場所を聞き只今向かっている最中だが

ふと横を通った部屋の中を見ると打撲やら捻挫やら治療を受けている隊士が大勢いた

「最近の隊士は腰抜けばっかだな～」

まあ実弥に一発入れたかまぼこ兄は中々いいと思うけど

「ここか」

ガラガラっと戸を開ける

「君がかまぼこくんで合ってる？」

額に火傷の跡、このオーラ間違いないな

「俺は竈門炭治郎です！あなたは、確か柱合会議に居た方ですよね」

ニコニコと話すかまぼこくん改め竈門炭治郎くん

笑顔が可愛いね炭治郎

「そっか、炭治郎ね。私は水無月A、階級は柱よろしくね」

手を差し出す

「握ってくれないの？」

オロオロしている炭治郎、可愛い

「いえ、柱の皆さんは俺の事を認めていない方がほとんどだったので」

驚きましたと微笑む炭治郎

天使か

「いや、まあ認めてはないけど」

ぽかんとしてる炭治郎激カワ

「だから炭治郎の妹が人食べたら敵とみなして頸斬っちゃうからね」

人差し指をたてて炭治郎に言った

「Aさんはどうして鬼殺隊に？」

ばびーんと手を上げる炭治郎

可愛すぎる

「特に理由は無いよ、戦いを求めた。それだけ」

鬼殺隊に入った人は色々な過去があると言うが私は全くもって正当な理由なんてない、場違い感が否めない

「それも立派な理由だと思います、俺は」

真剣な顔をして淡々と話す

「俺は禰豆子を人間に戻すっていう目標があります。でも、そういう原動力を無しにここまで強くなれるAさんを俺は尊敬します」

炭治郎は私が思っていたよりしっかりした子で、優しい普通の男の子だった
反応も年相応だし、可愛いし

後輩ってこんなにいい物なの！？！？！？(哲学)