七話 ページ5
私が鬼と出会ったのは十四の時だった
自分に危害を加えようとする者は全て排除するという概念があった為、というか、そういう風に教育されいた
私も思春期だった時に家出したんだけど、夜中鬼に遭遇したわけ。当時は鬼の事なんか知らなかったから殺意剥き出しのヤバいやつだと思ってたの(長い)
「お前、鬼殺隊じゃないな?」
切っても切っても死なない、どういう事だ?
その時初めて死ぬかもしれないという感情が芽生えたと思う
ああ、無理だこいつには勝てない
本能的にそう感じたんだと思う
目を閉じて終わりを迎えようとした
「おいおい勝手にてめえの命を捨てんなよ、地味な野郎だなお前は」
こいつは意図も簡単に私が殺れなかったものを一瞬でやったんだ瞬殺だったんだ
「おい、でかいの弟子にしろ」
そう、現音柱の強さを肌で感じた私は軍人なんかつまらないものよりコイツらの世界を見てみたいと本能が叫んだんだ
どこの誰よりも戦闘狂だったのは私だったのかもしれない
元々軍人の訓練を受けていた私は宇髄の継子になって刀の素振りや呼吸方法などを学び音の呼吸の原点である
雷の呼吸を会得した
もちろんその後桑島のじじいの所に弟子入りした訳だが
「て訳だよ杏寿郎」
少し重かったなギャグの小説なのにごめんねえ
「A!その発言はメタいぞ!」
杏寿郎からメタいなんて言葉を出させてしまった、不甲斐なし
【大正コソコソ噂話】
Aは戦闘訓練しかして来なかったため、目上の人への態度がとてつもなく悪い、敬語とか知らない。
初めての柱合会議では
「てめえがお館様だな、よろしくな」
とトンデモ発言をしたらしい
最近は
「いつもゴソウケンでなによりデス。益々のゴタコウをセツに祈ります、です」
と挨拶の時は必死に頑張っている
しのぶとか実弥とかと頑張って勉強している
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:フウカ | 作成日時:2020年8月13日 17時