部屋問題。 ページ6
あれから歯磨きもして、お風呂にも入って・・・。
今、ものすごく私困ってます。
そう。気がついたんです。
白布・・・あ、賢二郎の部屋がないことを。
家をぐるっと1周したんだけど空き部屋ありませんでした。
さぁ、どうしましょう。
白「は?一緒に寝ればいーじゃん。木陰の部屋で。」
「はぁぁぁぁぁ?!何言ってんじゃボケぃぃぃぃ!」
白「近所迷惑。あと、言葉遣い悪い。」
こいつ何冷静に言ってんの?
この私が思春期真っ只中の男子高校生と寝るとでも?
ありえんわぁぁぁぁぁぁ!
「もう野宿してきて。」
白「え。むり。」
「もういい。私先に寝るわ。後は自分でどーにかしてね。さよなら。」
白「ばいばーい(≧▽≦)」
何か賢二郎が嬉しそうな顔してたのは気のせいってことにしておこう。うん。
あと、部屋の鍵はかけとくよ。侵入されそうだからね。
「おやすみー。」
一人そう呟いて寝た。
その後、白布君がピッキングして木陰ちゃんの部屋に入って一緒に寝るのはまた別の話。
次の日の朝、木陰ちゃんの叫び声が聞こえるのもまた別の話。
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作者名:みらら | 作成日時:2017年6月21日 15時