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仕方ない。 ページ3
白布side
白「木陰ー。ごはんー。」
これでもう5回目だよ。
まだ拗ねてるのかよ。アイツ。
俺だってまだ混乱してる。
だっていきなり好きな子と同棲とか誰でも焦るだろ！
てかマジで遅いな。
せっかく頑張って作ったごはん冷めてほしくないし呼びに行くことにする。
白「悪いけど、部屋開けるか。」
部屋を開けるとそこには気持ちよさそうに眠る木陰がいた。
ちょっと待て。これは破壊力あり過ぎる。可愛すぎだろ。寝顔。
マジで襲いたいんだけど。
とりあえず起こさないとな。
白「木陰さーん。5秒以内に起きないと襲っちゃうぞー。」
そう言うと秒で起きた。
チッ⇐
「うーん。しらぶー？」
可愛く小首を傾げて聞いてくる。
マジ天使。
でも世のカップルのように「木陰可愛いー！」と言えるわけもなく。
白「ごはん出来てるから早く降りて来い。」
冷たく突き放すように言ってしまった。
「はーい。」
なんかやけに素直だな。
寝起きだからか？
そう思いながら決着をつける食卓に着いた。
仕方ないなって思ってた同棲も、
意外と楽しくなりそうだ。
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作者名：みらら | 作成日時：2017年6月21日 15時
