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ドンッ
ソウ 「いたたた…ここどこ？」
勢いよく滑り降り急に明るくなったと思うと、尻もちをついてしまった。
お尻を摩りながら辺りを見回すけど、そこは全く知らない場所。
レンガ造りの可愛らしい部屋で、テーブルと椅子が置いてある。
不思議なのは、部屋なのにまったくドアがないということ…
そして振り返ってみると、滑り降りてきたはずの穴は見当たらなかった。
すると
ガサ ガサ ギー バタンッ
足音と共にドアの開閉する音が聞こえてきた。
音の聞こえた方を見ると、さっきのウサギの少年が部屋の隅にある
小さな扉から出て行くところだった。
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作者名：greenrose | 作成日時：2021年10月14日 19時
