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「では俺はこれで＿」
「ムーロロ、ありがとう。助かったよ私たちだけではここまで情報は収集出来なかった」
三人はアパートの玄関までムーロロを送った
ムーロロは車で来たようで、車種は黒塗りのアルファロメオ6C2500SSと言ったいかにも古めかしい彼らしい車で三人は笑いを堪える
「健闘を祈りますA様、どうかご無事で」
「あぁ、勿論」
ムーロロはAの手の甲にキスをすると街中へと車を走らせた
その後ろ姿を見送るとミスタがうーん、と考えるように顎を擦った
「さっき言ってたルシェロ・ヌオターレっつー男の話なんだけどよ、やっぱり前に俺もその姓聞いたことある気がするんだよな」
ミスタの言動にピクッと反応したAが彼へズイッと詰め寄った
「何処でッ誰からッ！」
「お、落ち着けって...ブチャラティだよ。確か何か言ってるのを聞いたことがあるんだよ」
「ブチャラティが、ですか？」
亡くなった彼らのリーダーが極秘であるはずの武器チームのリーダーの何を知っていたのか
ミスタは過去のブチャラティの言及について思い出そうとしても思い出せない
「ブチャラティ、貴方は一体何を＿」
＿＿
数年前
「ここにポルポという男がいる。そいつに会って試験を受けるんだ、オレのスタンドが見えたのなら合格できるさ」
ネアポリスにある刑務所の前に二人は立っていた
ここにブチャラティの直轄の幹部であるポルポという男がいるという
ブチャラティは固く緊張したAの肩を安心させる様擦るとトン、と軽く前に押した
「ブチャラティさん、あの、私がここへ戻ってくるまで待っていて貰えますか」
「あぁ、君が戻ってくるまで俺はここに居よう。安心しろ」
家族を失ってそれほど経っていないAは孤独が最も恐ろしい事だと思っていた
それ故に拘置所を出て初めてひとりになる状況が怖かったのだ
「ブチャラティさん」
「ブチャラティでいい、頑張れよ」
閉まっていく厳重な扉の中でAはいつまでもブチャラティを見つめていた
「面会ですか？」
中へ入ると看守の男が尋ねてくる
いかにも全うな人間だというような男だ
Aは背中に虫酸が走るような感覚になりながらもはい、と頷く
(この男は知らないんだ家族を失う悲しみも人を殺すという感覚も＿私は本当にコイツと同じ人間なのか？)
「あの、お嬢さん。面会は何方と？」
先ほどの看守に再び声を掛けられたAは落ち着いた様子で
「パッショーネのポルポと面会を」
と呟いた
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泡沫(ひゅーず)(プロフ) - はしまきさん» 護衛チームでナランチャの絡み多数ですね！了解しました(^^) (2018年11月25日 18時) (
レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
はしまき(プロフ) - 泡沫(ひゅーず)さん» ありがとうございます！字数制限で書けなかったのですが当方ナランチャ推しでして厚かましいのですが絡みを多くというのもリクエストに追加してもよろしいでしょうか？無理でしたら構いません！ (2018年11月25日 18時) (レス) id: b90d5ba7ae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(ひゅーず)(プロフ) - はしまきさん» はしまきさん初めまして〜！ホントに勿体無いお言葉ありがとうございます！リクエスト了解です、ありがとうございます！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
はしまき(プロフ) - はじめまして、こちらの作品とても楽しく読ませていただきました(^-^)もうすでに他の方が言っているのですが本当に原作を読んでいるかのようでした！もしよろしければ護衛チームと夢主の絡みがみたいのですがリクエストよろしいでしょうか？更新、がんばってください！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: b90d5ba7ae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(ひゅーず)(プロフ) - nagiさん» nagiさん初めまして！ミスタホントに好きなのでカッコよく書けるように頑張ってます(笑)リクエスト了解です！(^^) (2018年11月25日 17時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にいみ | 作成日時：2018年11月14日 22時
