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滞在先のアパートから徒歩10分の位置にある広大なチレニア海に面した小さなトラットリアに三人はいた
"Casa sul mare"という名前のその店はその名の通り、入ってすぐに大きなガラスのショーウィンドウのような窓があり、そこからは大なる母である美しいチレニア海とアマルフィ海岸にも劣らぬ素晴らしいビーチが広がっており、まさに"海の家"であった
「いらっしゃい」
バーカウンターのような所から一人の中年の男がやってくる
背が高く、ひょろりとしているが物腰は柔らかい好印象な男だった
男は三人を見るなりなにか察したようでそちらにどうぞ、と人目に付きにくい大きなガラス窓の側の席へ案内した
「アンタ、俺たちは一時ここのトラットリアで飯...世話になるからよろしく頼むよ」
「どうもご贔屓に」
ミスタの気さくな語りかけに男も自然と笑顔になる
三人はテーブル席について徐にメニューを広げた
海が近いため、メニューは魚介類が豊富だ
Aはメニューを眺めながらうーん、と唸った
「私貝は苦手...なんだよ、何かオススメは？」
「それじゃあハムとチーズを挟んだアラブパンはどうだい？」
「じゃあ、それとグラニータ・ディ・カフェで。フーゴは」
「僕は車エビとフレッシュトマトのタリオリーニとスプレムータで」
「俺ァこの仔牛のビステッカ、1�圈�あとカフェ・シェケラート」
「承知しました」
注文を済ませるとフーゴがAとミスタをじっと見る
「なんだよ、フーゴ」
「君たち何でCasa sul mareに来てるのに魚介類じゃあなく肉を頼むんだよ」
「私は貝が食べれないもの」
「俺はガッツリ肉が食いたかったんだよォ。いいじゃあねーか、テメーは美味しそうなパスタ頼みやがって」
「なんだ、分けてほしいのか」
「うん」
ミスタの素直な態度に二人は吹き出して笑う
こんな平和な食事を楽しんだのは何時ぶりだろう
Aは幸せな気持ちになった
今度はジョルノも一緒に四人で、ブチャラティ達に挨拶に行った帰りにでも＿と外のパノラマを見て微笑む
「お待ちどう」
男が一気に三つの食事を運んでくる
器用なもんだな、とミスタが感心すると男は照れ臭そうに笑いもう30年近くやってるからなと言った
美味しそうな肉の匂いやトマト、魚介の匂いが立ち込めて三人は思わず声を上げた
「うまそッ」
「おいミスタ、僕にも一口くれよな」
「私も」
ギャングのトップ達とは言えまだ10代の三人はまるで子供のようにその食事を楽しんだ
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泡沫(ひゅーず)(プロフ) - はしまきさん» 護衛チームでナランチャの絡み多数ですね！了解しました(^^) (2018年11月25日 18時) (
レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
はしまき(プロフ) - 泡沫(ひゅーず)さん» ありがとうございます！字数制限で書けなかったのですが当方ナランチャ推しでして厚かましいのですが絡みを多くというのもリクエストに追加してもよろしいでしょうか？無理でしたら構いません！ (2018年11月25日 18時) (レス) id: b90d5ba7ae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(ひゅーず)(プロフ) - はしまきさん» はしまきさん初めまして〜！ホントに勿体無いお言葉ありがとうございます！リクエスト了解です、ありがとうございます！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
はしまき(プロフ) - はじめまして、こちらの作品とても楽しく読ませていただきました(^-^)もうすでに他の方が言っているのですが本当に原作を読んでいるかのようでした！もしよろしければ護衛チームと夢主の絡みがみたいのですがリクエストよろしいでしょうか？更新、がんばってください！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: b90d5ba7ae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(ひゅーず)(プロフ) - nagiさん» nagiさん初めまして！ミスタホントに好きなのでカッコよく書けるように頑張ってます(笑)リクエスト了解です！(^^) (2018年11月25日 17時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にいみ | 作成日時：2018年11月14日 22時
