Capitolo 2 棘のついた鳥籠のなかで ページ11
ミスタ達は駅から車を走らせて四十分程度でそのアパートについた
蘿が建物全体を覆い、辺りには薔薇や背の高い植物が生い茂っていて如何にも"隠れ家"というような感じがした
ミスタは辺りに人がいないのを確認して車を端の方に停め、トランクを２つ運んでくる
フーゴは不思議そうにトランクを指差した
「ミスタ＿アンタ、それ何の荷物なんです？」
「お？これか？」
「なんだ、ミスタ。シーラEに荷物は運んでもらうように頼んでおいた筈だけれど」
Aとフーゴは納得出来ない表情をしたが、ミスタは不適に笑うだけでまぁまぁ、と二人の背中を押す
「勿体ぶって無いで教えろよ」
「後で後で」
へへッ、と笑ったミスタに押されるように二人は顔を見合わせながら重々しいアパートの扉を開いた
このアパートは景観がの別荘のようになっていて、エントランスがあり、中で幾つもの部屋に分かれている
中へ入ると白と緑を基調とした落ち着いた室内に茜色のカーペットが映えるように何処までも続いている
彼ら三人の他に住居者は誰もおらず安心して使用できる
エントランスにある大きな螺旋階段を上がると三つの部屋があり、そこの階段のすぐそばにある部屋の前でフーゴが足を止めた
「ん、そこか？」
「えぇ、鍵を」
はい、とフーゴがAの前に手をやるので胸ポケットから鍵を取りだし彼の手のひらに乗せた
ミスタがその一挙一動を後ろから眺める
痛い視線に気がついたAは用件を尋ねる
「いや...その服のよォ、そこに物入れンのやめた方がいいぜェ〜」
「なぜ？何のためにここにポケットがあると思っているの」
はぁ、と呆れたようにミスタを見るAの後ろからフーゴが何事だ、と首を傾げる
「だから！そこ！やめろッてば」
「何言ってるんですかミスタ」
「フーゴ〜！オメェは分かるよな！前もこんな感じの話お前としたよなァ〜！」
変な事を突然言い出すミスタを無視して二人は部屋の中へ入っていく
待ってくれよ、とミスタもあとから追いかけて扉を閉めた
中はまずダイニングが広がっていて、大きめのテーブルの上に３台のパソコンが並んでいた
キッチンも側にあり、結構しっかりとした大きめの作りになっている
奥にはテレビとコーナーソファがあり、ミスタが感嘆の声を上げた
(ここに何日居るのだろうか)
フーゴはその容量の良すぎる頭で必死に考えた
(ジョジョ、貴方は何を考えているんだ)
だがそれはどれ程頭のよいフーゴでも到底分からないことだった
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泡沫(ひゅーず)(プロフ) - はしまきさん» 護衛チームでナランチャの絡み多数ですね！了解しました(^^) (2018年11月25日 18時) (
レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
はしまき(プロフ) - 泡沫(ひゅーず)さん» ありがとうございます！字数制限で書けなかったのですが当方ナランチャ推しでして厚かましいのですが絡みを多くというのもリクエストに追加してもよろしいでしょうか？無理でしたら構いません！ (2018年11月25日 18時) (レス) id: b90d5ba7ae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(ひゅーず)(プロフ) - はしまきさん» はしまきさん初めまして〜！ホントに勿体無いお言葉ありがとうございます！リクエスト了解です、ありがとうございます！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
はしまき(プロフ) - はじめまして、こちらの作品とても楽しく読ませていただきました(^-^)もうすでに他の方が言っているのですが本当に原作を読んでいるかのようでした！もしよろしければ護衛チームと夢主の絡みがみたいのですがリクエストよろしいでしょうか？更新、がんばってください！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: b90d5ba7ae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(ひゅーず)(プロフ) - nagiさん» nagiさん初めまして！ミスタホントに好きなのでカッコよく書けるように頑張ってます(笑)リクエスト了解です！(^^) (2018年11月25日 17時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にいみ | 作成日時：2018年11月14日 22時
