十話目 ページ13
A side
取り敢えず皆に言われるがまま軍服っぽいのを着て、流れるようなメイクを耐え抜くと、なんか分かんないけど絶賛された。
でもちょっと大袈裟じゃ無いか？いや、自分の顔面の良さは否定しないけど。
中でも、何故かシャオロンは頭を抱えて蹲っていた。お前どうした。
まぁそんなこんなで衣装は決まったので、余った時間は私とシャオロンが持つ宣伝用の看板を作ったりした。
……思ったんだけど、うちのクラスの出し物って普通の喫茶店だよな……あれ、私達二人だけコスプレじみたことしても意味無いのでは…？
そんな事を思ったりもしたが、まぁお客集める為だし。少しくらいの詐欺要素があっても仕方ない。大人の事情だ。
その後間もなく授業終了のチャイムが鳴り、昼休憩の時間となった。
＊＊＊
「あ、そうそうA、コネシマ君のクラス劇やるらしいよー！」
友人と机をくっつけてお弁当を食べていると、いきなりそんな事を言われた。あっプチトマトお弁当の蓋に落とした
「へぇ。……もちろん、当日は付き合ってくれるよね？」
「そう言うと思ってましたぜ姉貴。しっかりとB組のツテを使って席は入手しております。」
ノリの良い友人に感謝しながら先程食べ損ねたトマトを口に放り込む。……うん、やっぱひとらん印の野菜美味しい。
「流石。……それで、コネシマ君の役は。」
「聞いて驚け……主役、姫と恋に落ちる騎士」
マ？と思わず口に出す。え？まじで？あのコネシマ君が騎士？しかも姫と恋に落ちるて……私の命が危うい。
手の震えが止まら無くなった所で友人が説明をし出す。
「えっとねー、簡単に言えばストーリーは禁断の愛的な。ちな脚本コネシマ君推しの子だから、恐らく狙ったと思われる」
「ナイスとしか言えない」
俄然当日が楽しみになって来たが、同時に私の心臓は保つかという不安にも襲われた。
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ラッキーアイテム
rbrさんの"天"の布
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カランコエ(プロフ) - 彼等の意見と視聴者の意見を合わせることは意味のないことです。だって彼等は自分達の信念的？なものが揺るがないタイプだからです。結論は、自分がこの小説を書きたいかどうかです。私の意見としては、続きが気になりますが、やりたくないならやらなくてもいいんです。 (2020年4月19日 19時) (
レス) id: 6a8b756810 (このIDを非表示/違反報告)
猫缶。(プロフ) - おこめさん» よきかなよきかな。これからも宜しく頼むぞい白米。 (2020年1月30日 20時) (レス) id: efdd73f72f (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - なんだろね…推しだから嬉しい…ありがと猫の缶の。 (2020年1月30日 19時) (レス) id: 74bc87251f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫缶。 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fusan11302/
作成日時：2020年1月9日 21時
