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バイト ページ4

涼「着替え終わりました」

碧「ぼくも」

翠「あら、結構似合ってんじゃん」

店長「今日は比較的客が少ないと思う」

涼「...なんでですか」

店長「カンだ」

自信満々なドヤ顔で答える店長

そんな店長にため息を吐き仕事に戻る翠さん

私も碧に仕事を教えに行く

涼「あそこから1番テーブル2番テーブル3番
  テーブルね。これは覚えて」

碧「あっちから1番ですね。覚えました」

涼「接客は笑顔でね。ちゃんと要望通りにする
  こと」

碧「笑顔...」

涼「笑顔」

客「すみません」

一度お客様に呼ばれたので注文を取りに行く

もちろん笑顔を忘れないで、ね

涼「ご注文ですか?」

完全な営業スマイルで接客する

涼「ご注文を繰り返します。アイスコーヒー1つ
  レアチーズケーキがお1つ日替わりケーキが
  お1つ。以上で間違いはございません
  か?」

客「はい」

涼「ありがとうございました」

碧の方に戻る

涼「見てた?」

碧「ちゃんと見てました。笑顔凄い...」

涼「文句あんのか?」

碧「い、いえ!全然?!」

涼「それよりこの注文、店長のところに持って
  って。店長が作るから」

碧「わかりました」

仕事があって嬉しかったのか碧は笑顔で厨房の方へ向かう

そのたどたどしい走り方は今にも転びそうだ

そう思った矢先ドテッと派手な音を立てて転ぶ

いや、転びそうだった

私が咄嗟に手を伸ばし、自分の方へ引き寄せたのだ

涼「何やってんだよ」

碧「あ、あ、えっと。ごめんなさい!?
  あ、りがとうございます!!」

顔を真っ赤にして私の体から離れる

涼「...気を付けろ」

碧「はい...」

わかりやすく落ち込んでいる碧が何か可愛く思った

ん?可愛い...?

何言ってんだ



気のせい、なはずだけど

さっき碧を掴んだ手が、碧を受け止めた胸が
熱い



店長「涼!出来上がった、1番テーブルに持って
  け」

店長に呼ばれて我にかえる

涼「あ、はい」

注文の品を1番テーブルに持っていく

涼「お待たせ致しました」

隣では碧が2番テーブルにケーキを持って行くところだった

転ばないように慎重にやっている

が、遅い

周りのお客様もハラハラしながら見ている

...ここは、1人でやらせよう

碧「お、お待たせ致しました!」

よかった...まずは一つできた

涼「涼風、転ばなくてよかったけど遅い」

碧「え、でも...」

涼「...まぁ、だんだん慣れてけば」

あからさまに落ち込む碧が...面倒くさいので励ましの言葉を言う

家まで隣?!→←バイト先



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作者名:みるくストロベリー | 作成日時:2020年9月4日 19時

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