4話 ページ5
総悟「それじゃ、行ってきやす」
近藤「おう!行ってらっしゃい!」
隊士「局長〜〜!沖田隊長、今日も外出ですか!?始末書溜まりまくってるんですが…!」
近藤「悪いが今だけ大目に見てやってくれ。ミツバ殿はもう長くないらしいからな…せめて、今だけは。」
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総悟「すいやせーん」
美晴「はーい…あ!昨日の!」
総悟「どーも、昨日はありがとうございやした。姉上、とても喜んでやした」
美晴「本当ですか…!良かったです!」
総悟「それで、今日も花束お願いしたいんですけどいいですかねィ?」
美晴「勿論です!」
……ああ、やっぱり彼女が花束を作っている姿は悪くない。不思議だな、サド心でもない俺の中にある何かの感情が…
美晴「……っ、出来ました!」
総悟「あれ、今回は赤い花ですねィ。」
美晴「はい!このお花はガーベラという名前で、希望、常に前進 という意味があります。落ち込んだ気分を晴らしてくれそうなお花を選びました…!」
総悟「……ありがとうございやす。姉上の喜ぶ顔が目に浮かびまさァ」
美晴「ふふっ…本当にお姉様のことが大好きなんですね」
総悟「……へい」
美晴「こんな素敵な弟さんに想われるお姉様は幸せ者ですね…!」
総悟「……っ」
美晴「……あっ、すみません!出過ぎたことを言いました……!」
総悟「い、いや、……花ありがとうございやした。また来まさァ」
……どうもあの花屋の店員と話すと調子が狂う。
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作者名:フルヤ | 作成日時:2020年8月30日 1時