君と僕の恋愛話。【オリジナル】

第21話 ページ22

私は、生田くんから音瑠さんのことを聞いた。

何だか自分のせいのように感じて駆けつけたいという言葉だけが頭に浮かぶ。


生田くんのlineには"わからない。だけど暗くてたばこの臭いがする。中から赤い棒のテッペンがみえる。"

ときていた。


場所は不明だが、行動せねば見つけることすらできない。





私と生田くんは学校を抜け出し←早退? 駅前まで走った。



赤い…赤い棒……テッペン……ん？


あ「ねぇねぇ、赤い棒ってあの柱じゃない？」


誠「あっほんとだ！すげぇなA！テッペンが見えるんだから相当高いビルだな…」

あ「あの黒い建物かな？」


誠「あっそーだよ！やっぱ頭いいな!!」



そんなことを話しながら、目の前に見える建物に向かって突っ走った。

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