君がいいー ページ15
「またそんなこと言って(笑)はやく出発しよ!」
あんなこと言われて恥ずかしくないわけがない。
自分の顔が真っ赤なのがバレるとまた、攻められると思った私はわざと、平気なふりをした。
これ以上ドキドキさせられると確実に死ぬ。
彼はドキドキさせる天才だ。
部屋の戸締まりを済ませると下の車庫にとめてある彼の愛車に乗り込む。
真っ白のスポーツカー。
白が似合う彼にピッタリの車だと私は思う。
丁寧にドアを開けてエスコートしてくれる。
この席は私の特等席だ。
彼のハンドルを握る姿は本当にかっこいい。
この席からだとその姿が一番近くで見れる。
シートベルトをつけて、車を発進させる。
「どうした?」
「こんなに素敵な人と私が付き合ってるのがなんだか申し訳ない。」
「何を言い出すかと思えば。」
溜息をつく零くん。
本当のことなんだもん。
「俺はAでないと、嫌だけどな。」
またまたかっこいいことをサラッと言う。
時々私は愛されすぎて怖い時がある。
幸せの絶頂にいる今、彼を失ったら私は生きていけるのだろうか。
この幸せがずっと続いてほしい。
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いずみ - 短いのに満足できる話。 おもしろかったです! (2022年12月3日 16時) (レス) @page21 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
Ramu(プロフ) - 零音さんありがとうございます! (2017年6月5日 8時) (レス) id: e3d2b65f48 (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 降谷さんが居るのは警視庁ではなく警察庁ですよ。 (2017年6月5日 8時) (レス) id: 0fac29e216 (このIDを非表示/違反報告)
maru(プロフ) - イオリさん» ありがとうございます! (2017年1月16日 17時) (レス) id: 240361a4b4 (このIDを非表示/違反報告)
イオリ(プロフ) - センターお疲れ様です!(*´∇`*) (2017年1月16日 15時) (レス) id: 9e6931917f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:maru | 作成日時:2016年11月9日 21時