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3話 ページ5
降谷side
いつも通り企画課に顔を出すと、あのオプション女の東翔が居なかった。
いや、女は一人居るのだ。
デスクに座ってはいるが、一切書類には手を付けず、何故かトランプを並べている女が。
でも、でも、だ。
見た目が全くもって正反対。
バブリー時代を連想させる服装じゃないんだ、全くもって。
見た目は清楚。
モノトーンの飾らないスーツを着、髪も黒髪でストレート。
パンプスはここからじゃ見えないが、きっと高くはないのだろうと、大方予想はつく。
そうだよ、僕が入れて欲しかったのはこういう女だよ。
…ってそうじゃない。
彼 奴 は 誰 だ 。
頭の中でグルグル回る疑問を解決するため、たまたま近くを通り掛かった風見に話し掛ける。
「風見、東翔は？居ないのか」
すると風見は大方察した、と言うような表情を浮かべた。
「あの女性が東翔です。我々も今朝驚いていたところですよ」
乾いた笑いを溢した風見は、
では私はこれで、とデスクに戻っていった。
「…は？」
取り残された僕が言えること。
彼 奴 が 東 翔 ？
ん な 訳 あ る か 。
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ルカ(プロフ) - Mach es！頑張れ！ (2018年8月10日 21時) (
レス) id: 723d39c3a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：共桃 | 作成日時：2018年8月5日 1時
