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5人で虫取り ページ24
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零「食べたら虫取りに行くか」
陣平「やったぜ！」
零「実は昨日木に蜜を塗っといたんだ」
研二「え！？じゃぁもしかして…カブトムシいるんじゃね！？」
零「どうかな」
航「飯食ったらみんなで行こうぜ！」
朝ご飯を食べ終え
みんなお着替えして
ハロをリードに繋ぎ
虫かごと網を持って
いざ出発！
カブトムシ、セミ、トンボ、
カマキリ、バッタ
虫を見つけて子ども達は大興奮
景光は僕に抱っこされ
怖がりながらも興味津々
ハロはリードを外して
飛んで跳ねてウキウキ
航、研二、陣平は網を振り回して
虫を取りまくって喜んでいる
零「お、食いついてるぞ」
研二「わー！カブトムシだ！」
陣平「すげー！」
航「母ちゃんに見せようぜ！」
零「こっちにいる間はコテージに置いておくのは良いけど
帰る時はここに放していくからな？連れて帰るのは可哀想だから」
3人「はーい」
零「ほら、ヒロ。カブトムシだぞ。ツノ触ってみるか？」
景光「…つの…？」
僕に抱っこされたまま
カブトムシを間近で見ると
初めは拒絶して
顔を僕の胸に埋めたが
チラッと顔を上げて
手をそっと伸ばす
人差し指でツンと
カブトムシのツノを触り
少しだけ慣れた様子
兄達の虫籠に入れられて
コテージに戻る
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作者名：砂希流
| 作成日時：2022年9月3日 10時
