成長に対する寂しさ ページ18
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航「母ちゃん!4人で風呂入ってくる!」
A「え?!そんなに入れる?」
研二「まぁ無理だったら順番に出てくるよ」
陣平「母ちゃんは飯食って少し休んどけよ」
そう言って景光は
兄ズにお風呂入れてもらって
その間に私は
1人寂しく夕飯を食べ…
リビングがとても静かすぎたので
珍しくテレビをつけて
ボーッとご飯を食べた
あの4人が巣立ったら
いつかこんな日が来るのだろうかと思うと
またまた寂しくて悲しい気持ちになり…
零「A?泣いてるのか?まだ体辛いか?」
A「零……うどん美味しい。ありがとう。おかえり」
後ろから現れた零に
うどんを啜りながら対応する
隣の席について
Aの涙を指で拭い
心配そうに見つめる零
A「お兄ちゃん達が全部やってくれて寂しくなった」
零「成長だな」
A「いつか1人でご飯を食べる日が来るのかと思ったら…
自由で嬉しいのと同時に寂しさが溢れてきて…」
零「それでセンチになったのか。寂しさより
喜びの方が大きいじゃないか。4人兄弟仲もいいし」
A「そうだけど…」
零「例え子ども達が巣立っても僕はAの隣にいるさ」
A「本当に?」
零「あぁ、本当さ」
零の言葉に安心して
涙が止まるA
美味しいうどんを頬張って笑顔
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作者名:砂希流 | 作成日時:2022年10月28日 11時